
『HUNTER×HUNTER』の序盤の物語「天空闘技場編」。ゴンとキルアの念能力習得が主に描かれましたが、ゴンとヒソカの戦いも描かれました。その前にフロアマスターとして戦うヒソカを描いたエピソードで登場したカストロ。カストロはヒソカに敗れましたが、その敗因は念能力でした。そんなカストロの念能力の系統はなんでしょうか?
①具現化系
②特質系
③強化系
◆本来はゴンやウイングと同じ系統
カストロは、念能力のことを知らないまま200階クラスまで到達しましたが、ヒソカに洗礼を受けて敗北。しかし生き残り、念能力に目覚めました。ヒソカに負けた屈辱をバネに、打倒ヒソカを掲げて修練を積んでいました。そしていつしか、フロアマスターにもっとも近い男と称されるほどの存在にまでなっていました。
ついに迎えたヒソカとの再戦で、カストロはもともと使っていた「虎咬拳」のほかに「分身(ダブル)」という新技を披露。最初は優勢に戦いを進めます。しかし、自らの念能力とは違う系統の念を使う「分身」はカストロには高度すぎ、ヒソカに「容量(メモリ)のムダ使い」と言われ、敗北してしまいます。
そんなカストロの念能力の系統は、本来強化系。つまり正解は③です。ウイングも、「分身」は本来の系統と違う高度な念を要するとして批判しながらも、虎咬拳のことは、「極めれば随一の使い手になっていただろう」と評していました。
①の具現化系は、物体を念で具現化する能力です。クラピカや幻影旅団のシズクなどが具現化系にあたります。カストロの「分身(ダブル)」は、具現化系と放出系と操作系の超高度複合能力でした。
②の特質系は、言葉通り特殊な念能力で、生まれ持っての資質とされています。ネオンや「緋の目」で「絶対時間」となったクラピカなどが特質系にあたります。
〈文/アニギャラ☆REW編集部〉

