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 『キングダム』といえば、2023年に集英社青年誌で史上初の累計1億部突破し、今年の7月には実写化映画『キングダム 魂の決戦』も控えている人気作品です。しかし、そんな『キングダム』も連載当初は人気がなく、打ち切り候補にも入ってしまったといいます。

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◆漫画に対する姿勢を一変させた師匠のひと言

 漫画家ならば、誰しも自分の漫画が一番面白いと思って描いていることでしょう。『キングダム』の作者である原泰久先生も、自分の漫画が「心底面白い」と思っていると、2019年に発売された『日経トレンディ4月号』で明かしています。

 だからこそ、アンケート結果で最下位となり、打ち切り候補に入ってしまった際には歯ぎしりする想いだったと当時の心境を吐露しています。そして原先生は悩んだ末、答えが出せなかったので、ある人物に相談したといいます。

 その人物こそが、『SLAM DUNK』や『バガボンド』で有名な井上雄彦先生です。ちなみに原先生は、かつて井上先生のアシスタントをしていました。悩みを聞いた井上先生は、「話はこれでいい、ただ(主人公の)信の黒目が小さい」というシンプルなアドバイスをしたそうです。

 このアドバイスは、原先生にとって意外だったのと同時に、目から鱗でもあったと明かしています。なぜなら、これまで原先生は絵よりもストーリーに重点を置いていたから……。井上先生のアドバイスをもらってから漫画に対する姿勢を改め、より自分の絵に向き合ったといいます。

 その結果、躍動感のある絵となり、最終的にはアンケート1位を取るようになったそうです。原先生は、自分の窮地を救ってくれた井上先生のことを、今でも師匠と仰いでいると語っています。

 

 ──現在、最新話では秦と趙国の国家存亡を賭けた壮大な戦いが描かれています。井上先生がアドバイスして躍動感あふれる絵に昇華させた原先生の作画に、改めて注目してみてはいかがでしょうか。

〈文/fuku_yoshi〉

《fuku_yoshi》

出版社2社で10年勤め上げた元編集者。男性向けライフスタイル誌やムックを中心に、漫画編集者としても経験を積む。その後独立しフリーライターに。現在は、映画やアニメといったサブカルチャーを中心に記事を執筆する。YouTubeなどの動画投稿サイトで漫画やアニメを扱うチャンネルのシナリオ作成にも協力し、20本以上の再生回数100万回超えの動画作りに貢献。漫画考察の記事では、元編集者の視点を交えながら論理的な繋がりで考察するのが強み。最近では、趣味で小説にも挑戦中。X(旧Twitter)⇒@fukuyoshi5

 

※サムネイル画像:TVアニメ「キングダム」公式サイトより 『TVアニメ「キングダム」第3シリーズ 第2話 場面写真 (C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会』

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