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 「この紋所が目に入らぬか!」でおなじみの時代劇『水戸黄門』ですが、実はアニメ化されていたことはあまり知られていません。しかも、そのアニメ版は実写とはまったく異なる、衝撃的な作風だったのです。

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◆「チャンバラ! チャンバラ!」と叫ぶ衝撃のOPテーマ

画像引用元:Amazon.co.jpより 『Blu-ray「まんが水戸黄門 【想い出のアニメライブラリー 第123集】」(株式会社ベストフィールド)』

<画像引用元:Amazon.co.jpより 『Blu-ray「まんが水戸黄門 【想い出のアニメライブラリー 第123集】」(発売元:株式会社ベストフィールド)』>

 『まんが 水戸黄門』は、1981年9月3日から1982年7月15日までテレビ東京系列で全46話が放送されました。制作はナック(現・ICHI)、キャラクターデザインは『グレートマジンガー』の森下圭介氏が担当しています。

 このアニメの最大の特徴は、何といっても『ザ・チャンバラ』というタイトルのOPテーマです。「チャンバラ! チャンバラ! そいつが男たちの生きざま」と叫ぶOPテーマは、時代劇というより特撮ヒーローモノのような勢いでした。一度聴いたら忘れられないインパクトがあり、当時の子供たちの記憶に強烈に刻まれています。

 内容も実写版とは大きく異なります。黄門様は助さん・格さんの活躍を見守る「置物」のような存在で、主役はあくまで若き二人。子供向けにアクション要素を強化した作風は、実写の「勧善懲悪+人情劇」とはまったく別のアプローチでした。悪党との派手な立ち回り、必殺技のような演出など、当時の子供たちに向けた娯楽性重視の内容だったのです。

 さらに驚くべきことに、このアニメはイランでペルシャ語の吹き替え版が放送され人気を博しました。

 『水戸黄門』は、ペルシャ語の表記を英語にした際、「MytyKvman」となるため、イランでは『ミチコマン』の名前で慣れ親しまれていることが、2020年3月にテレビ東京で放送された『世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜 大好評!未確認日本人&世界の衝撃映像2時間SP』で紹介されました。

 長らく「幻のアニメ」とされ、DVDやBlu-rayでの商品化もされなかった『まんが 水戸黄門』でしたが、2021年4月30日に『まんが水戸黄門 【想い出のアニメライブラリー 第123集】』(発売元:株式会社ベストフィールド)としてBlu-ray化。ようやく正式に視聴できるようになり、当時を知る世代からは「あの伝説のOPがまた聴ける!」と歓喜の声が上がりました。

 

 ──「チャンバラ! チャンバラ!」と叫ぶOPテーマ、黄門様が置物、そしてイランで大人気。『まんが 水戸黄門』は、国民的時代劇の意外すぎるアニメとして今も知る人ぞ知る作品です。実写とはまったく異なるアプローチで子供たちを魅了したこのアニメは、時代劇の新たな可能性を切り開いた挑戦的な作品だったといえるでしょう。

〈文/コージ〉

 

※サムネイル画像:Amazonより 『「これが水戸黄門だ!: テレビ放送34年の長寿番組を解き明かす」(出版社:日之出出版)』

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