サイコパス少年の新たな敵は「家政婦」!?　『マザーパラサイト』第11巻では涼太の部屋に家政婦が侵入し……

　「母性」を求めて何人もの女性に寄生するサイコパス少年・涼太と、彼を取り巻く女性たちの狂気を描いた『マザーパラサイト』。こちらの漫画第11巻が、5月20日に発売されました。

　『コミックぜにょん』で連載中の『マザーパラサイト』は、母性をテーマにしたサイコスリラー作品。

　未婚の看護師・三木早苗に上手く取り入り、そのまま息子として早苗と生活を始めたサイコパス少年・涼太。

　子供がほしかったものの、機会に恵まれず1人でくらしていた早苗は、中学生の涼太の魚の骨までとってあげる過保護ママに育ちました。

　始めは、そんな母性溢れる早苗に母性を感じていた涼太ですが、異常ともいえるほどに息子に尽くすクラスメイトの母親・笠井リカに本当の母親像を見出したことで、早苗との生活に終止符を打ちます。

　『マザーパラサイト』第10巻では、とうとうリカの息子「笠井涼太」になれた涼太。しかし、第11巻ではそんな涼太の生活に異物が紛れ込むことに……。

　その異物とは、家政婦として笠井家にやってきた千葉真帆。

　リカが何者かに襲われ怪我を負ったため、笠井家は家政婦を雇うことにしたのでした。そして、その犯人こそが真帆だったのです。

　涼太は真帆を家から追い出すため彼女がリカを襲った犯人だということをそそのかしますが、リカは「母親にはあんな恐ろしいことできない」と、子持ちの真帆のことをかばう始末。

　はたして、涼太は手に入れた完璧な生活を守ることができるのか——。急展開を迎える『マザーパラサイト』第11巻、ぜひ手に取って内容を確かめてみてください。

〈文/伊藤悠〉

▼第1話はこちらから読めます

https://comic-zenon.com/episode/13933686331666642018

◆書籍情報

マザーパラサイト (11) (ゼノンコミックス)

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• 書籍名：『マザーパラサイト』第11巻
• 著者：佐藤洋寿
• 価格770円
• 出版社：コアミックス