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 麦わらの一味の主要メンバーであり、「海賊王の両翼の1人にふさわしい」とも称されるヴィンスモーク・サンジ。実は、当初尾田栄一郎先生は「サンジ」ではなく別の名前を付けようとしていたそうです。その名前とはいったい……?

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◆某有名漫画家との対談で明かされた衝撃の事実

 麦わらの一味の中でもトップクラスの戦闘力を誇り、物語がクライマックスに突入した今なお活躍しているサンジ。彼は、2021年に行われた全世界対象のキャラクター人気投票でルフィ、ゾロ、ナミに次いで第4位にランクインするほどの人気キャラでもあります。

 そんな主要キャラクターの一人であるサンジですが、実は尾田栄一郎先生は当初の設定では「サンジ」という名前にする予定はなかったそうです。なんとサンジのもともとの名前は「ナルト」だったのです。

 このウラ話が明かされたのは、2015年4月に行われた「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」でのみ販売された公式ガイドブック『道-MICHI-』に掲載された、2人の対談ページです。

 尾田先生は、「『NARUTO-ナルト-』が始まった瞬間、これは長期連載になるぞって思ったから、慌てて付け替えた」とギリギリでサンジに名前を変えたと語っています。その証拠に、サンジの眉毛がグルグル渦巻いているのはナルトの設定の名残だそうです。

 対談の中で、尾田先生が仮にサンジの名前が「ナルト」だったらどうしていたかと岸本先生に尋ねたところ、岸本先生は「メンマ」か「シナチク」にしていたと返しました。連載当時『週刊少年ジャンプ』の看板作品の一つを担った『NARUTO-ナルト-』のタイトルは、ほんのわずかなタイミングの差で名前が変わっていたのかもしれません。

 

 ──サンジは、コックとしてさまざまな料理を仲間たちに振る舞っています。もし、サンジの名前がナルトだったら、やはりラーメンをメインに料理するキャラクターとなっていたのでしょうか? 今となっては知る由もありません。

〈文/fuku_yoshi〉

《fuku_yoshi》

出版社2社で10年勤め上げた元編集者。男性向けライフスタイル誌やムックを中心に、漫画編集者としても経験を積む。その後独立しフリーライターに。現在は、映画やアニメといったサブカルチャーを中心に記事を執筆する。YouTubeなどの動画投稿サイトで漫画やアニメを扱うチャンネルのシナリオ作成にも協力し、20本以上の再生回数100万回超えの動画作りに貢献。漫画考察の記事では、元編集者の視点を交えながら論理的な繋がりで考察するのが強み。最近では、趣味で小説にも挑戦中。X(旧Twitter)⇒@fukuyoshi5

 

※サムネイル画像:Amazonより 『DVD「ONE PIECE Log Collection “QUEEN”」(販売元:エイベックス・ピクチャーズ)』

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