サンリオを代表する人気コンビ、マイメロディとクロミ。2025年のダブルアニバーサリー(マイメロディ50周年・クロミ20周年)を経て、2026年、二人の絆は「メロクロ」という唯一無二のユニットとして、かつてないほど親しまれています。

<画像引用元:サンリオ公式Webサイトより 『「MY MELODY♡KUROMI ANNIVERSARY PARTY」キービジュアル』 (C)2026 SANRIO CO., LTD. 著作 株式会社サンリオ>
「クロミちゃんは本当にマイメロが嫌いなの?」「最新の推し活ポイントはどこ?」といった、ファンが今知りたい情報を詰め込みました。2026年の最新トレンドとともに、サンリオ好きのアニメ・漫画ライターが、二人のエモすぎる関係性を紐解いていきます。
◆1 そもそも「メロクロな関係」って何?
二人の公式コンセプトである「メロクロな関係」。これはたんなる友人やライバルという言葉では片付けられない、「見た目も考え方も性格も、正反対。だからこそ支え合って、助け合える」という最強かつ最高なパートナーシップをさします。
●正反対のプロフィールが引き立て合う魅力
まずは二人の個性を再確認しましょう。この正反対なコンビ感こそが、たまらなく愛おしい「メロクロ」の魅力です。
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項目 |
マイメロディ (My Melody) |
クロミ (Kuromi) |
|---|---|---|
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誕生日 |
1月18日 |
10月31日 |
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性格 |
素直で明るい、温和 |
乱暴に見えるが実は乙女チック |
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モチーフ |
赤・ピンクのずきん |
黒いずきんとピンクのどくろ |
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好きな食べ物 |
アーモンドパウンドケーキ |
らっきょう |
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趣味 |
クッキーを焼くこと |
日記、恋愛小説 |
クロミは自分のことを「マイメロディのライバル」と自称していますが、マイメロディ側はクロミのことを「大切な友達」と疑いなく信じています。
この「一方的なライバル意識」と「天然な親愛」の絶妙なすれ違いが、現代のファンに「尊い!」と支持される理由なのです。
◆2 伝説の「クロミノート」に隠された愛と悲劇
メロクロを語る上で欠かせないのが、クロミが幼少期から毎日つけている日記帳、通称「クロミノート」です。ここには、二人のたんなるライバル関係を超えた、深く複雑な絆の物語が詰まっています。
●第1ページ目に秘められた「悲劇の始まり」
もともと、このノートは「マイメロちゃんと仲良くなりたいな」というクロミの純粋な願いから用意された、希望に満ちた「おともだちノート」でした 。
しかし、交流の初日に衝撃的な事件が起きます。マイメロディが自分の日記帳と間違えてその1ページ目を破り、なんとピアノちゃん(マイスウィートピアノ)の鼻をかむための「鼻紙」にしてしまったのです。
この瞬間、クロミの純粋な心は折れ、ノートは恨みを書き殴る「クロミノート」へと変貌してしまいました。
現在も1ページ目が破られたままなのは、彼女の癒えない傷の象徴です。ファンの間で「そりゃグレるわ……」とクロミに同情が集まった、切なすぎる伝説のエピソードです。
●恨みつらみ1万件突破!? ダークパワーの源に
人間界に来てからも、マイメロディの「悪意のない無自覚な行動」による被害は増え続け、ついに書き込みはナンバー「10000」に到達しました。
この膨大な負のエネルギーは、恐ろしい「ダークパワーの精(ダーちゃん)」に目をつけられるほど強力なものになり、クロミが憑依されて巨大化する事態にまで発展しました。
しかし、それほど執着し続けていること自体、クロミにとってマイメロディがいかに大きな存在かを表しています。
たんなる「嫌い」を超えた、もはや「人生そのもの」とも言える執着心こそが、メロクロが多くの大人ファンの心をつかむ最大の理由なのです。
●天然すぎて怖い? マイメロディの衝撃対応
アニメ『おねがいマイメロディ』では、このノートを読んだマイメロディが、書かれている内容を「逆恨み」とは捉えず、非常に深刻に受け止めてしまいました。
その結果、解決策として出した答えが「クロミちゃんをタンスの中に監禁しようとする」という、斜め上の過激な行動でした。
ショックを受けたクロミが自力でタンスを破壊して脱出するという、噛み合わない二人のシュールで熱いドラマが描かれました。
●現実世界でも愛される「クロミノート」の遺産
このノートの人気は凄まじく、かつては劇中のエピソードをベースにしたCDアルバム『クロミノート ~第1集~』が発売されたほどです。
恨み節がこもっていても、どこか憎めないクロミの魅力が凝縮されており、2026年現在の「最高のパートナー」としての地位は、こうした数々のすれ違いを積み重ねて築かれたものなのです。
◆3 2026年最大の注目トピック!Netflixシリーズ『My Melody & Kuromi』

<画像引用元:サンリオ公式Webサイトより 『Netflixシリーズ「My Melody & Kuromi」』キービジュアル (C) ’25 SANRIO CO., LTD. 著作 (株)サンリオ>
2025年の配信から2026年の現在にいたるまで、世界中のファンをトリコにしているのが、Netflixで独占配信中の最新アニメシリーズ『My Melody & Kuromi』です。本作はこれまでのアニメの枠を超えた、まったく新しい映像体験を提供しています。
●見里朝希監督が贈る、ストップモーションの魔法
本作の監督を務めるのは、『PUI PUI モルカー』でブームを巻き起こした見里朝希氏です。
従来の2Dアニメとは異なり、一コマずつていねいに撮影されたストップモーションアニメならではの温かみと、キャラクターたちのリアルな存在感が大きな話題を呼んでいます。
本作はアジア最大級のアワードで「最優秀アニメーション賞」を受賞したほか、Netflixの非英語シリーズ部門で世界2位を獲得するなど、世界的なヒットを記録しました。
●アニメが描く「かわいいだけじゃない」深層心理
本作が大人にも支持される理由は、たんなる「かわいい」の裏側に潜む複雑な心理描写にあります。
特に話題を呼んだのが、マイメロディが「自分の何気ない優しさが、気づかないうちに誰かを傷つけているかもしれない」と気づき、不安に押しつぶされそうになる第7話『どうしよう?(What Should I Do?)』です。
また、クロミ側も、対抗心から第3話『クロミのレシピ強奪大作戦』を企てるなど相変わらずのライバル心を見せますが、見里監督はその激しい嫉妬の裏に「誰かとつながりたい」という切実な思いが隠されていることを示唆しています。
物語後半では、平和なマリーランドがダークパワーによる危機に晒されるなど、見里監督の真骨頂であるホラー映画さながらの展開へと変貌。
こうした「光と影」の両面を描くエピソードが、今の時代に生きる人々の心に深く刺さっているのです。
◆4 自分をもっと好きになる! 二人が教えてくれる「自分らしく生きるヒント」
2026年は、二人が発信する「生き方」のメッセージに共感し、自分なりのスタイルに取り入れるファンが増えています。
●クロミ:#世界クロミ化計画──「わたしはわたしを超えられる」
「わたしは、わたしを超えられる。もっともっと憧れの自分へ。」というメッセージを掲げ、2021年から始動した「#世界クロミ化計画」。
2026年現在、このプロジェクトは「誰もが自分史上最高の自分を目指せる世界」をつくるというミッションのもと、世界的なムーブメントとなっています。
特にアーティストとしての活動が本格化しており、2026年1月には東名阪Zeppツアー『KUROMI IN MY HEAD』を開催。
1月14日には、ヤバイTシャツ屋さんのこやまたくや氏が作詞・作曲を手掛けたエッジーでキャッチーな新曲「love me, love me now」をリリースするなど、音楽を通じて「今の自分を愛し、挑戦すること」の大切さを熱く伝えています。
SNSで悩みや等身大の葛藤を見せるクロミの姿勢は、承認欲求や孤独に悩むZ世代からの深い共感を集めています。
●マイメロディ:#マイメロな生き方──「好きにすなおに生きてみる」
一方、マイメロディが教えてくれるのは、自分の“好き”の気持ちにすなおに、しなやかに生きるための心の持ち方です。
2026年1月13日には、そんな彼女の柔らかな生き方を提案するメッセージブック『好きにすなおに生きてみる。マイメロな生き方』が発売されました。
「なにもしない日をつくる」「好きなものにだけ囲まれて過ごす」「自分をほめる」といった小さな工夫は、使命感や社会のルールに縛られがちな現代人の心をそっと解きほぐしてくれます。
表参道で行われた体験型展示「好きにすなおに生きてみる展 WITH MY MELODY」では、お友だちから見たマイメロディの姿を通して「自分らしく生きることは、周囲をも幸せにする」という温かなヒントが伝えられ、多くの来場者の心を癒やしました。
●なぜ今、大人女子に「メロクロ」のメッセージが刺さるのか?
「理想の自分を追い求めるクロミ」と「ありのままを受け入れるマイメロディ」。この二人のスタイルは、私たちが心の中に抱える「もっと上を目指したい向上心」と「そのままの自分を認めたい安心感」そのものです。
どちらか一方に偏るのではなく、その日の気分に合わせて二人のメッセージを使い分けること。
この「しなやかな二面性」を味方につけるのが、2026年を自分らしく歩むための新しいライフスタイルとして定着しています。
◆5 【2026年最新】長く楽しみたい「メロクロ」推し活情報
2026年を通して、メロクロファンが店頭やオンラインで楽しめる最新グッズの傾向と、具体的なアイテム例をまとめました。
●ハズレなしのワクワク! 「当りくじ」の定期展開
全国のサンリオショップやコンビニで定期的に展開される「当りくじ」では、2026年も二人の仲睦まじい姿を楽しめるアイテムが充実しています。
最新のデザインでは、スイーツをモチーフにしたティーポットやカップ&ソーサー、さらには大判のクッションやマスコットなど、ハズレなしで実用的な雑貨が手に入ります。
また、ゴディバ(GODIVA)とのコラボギフトセットも人気で、特別な衣装を着たぬいぐるみと美味しいチョコレートのセットは、自分へのご褒美にぴったりです。
●アパレルコラボ──アベイルやしまむらで探す自分色
日常のファッションにメロクロを取り入れたいファンには、アベイルやしまむらとのコラボレーションが人気です。
2026年も、ロリータファッション風の華やかなデザインから実用的な雑貨まで、幅広いラインナップが継続的にリリースされています。
お出かけが楽しくなるフリルたっぷりのトートバッグやバニティポーチ、多機能な財布やキーケースなどは、ピンクやパープルを基調とし、ガーリーな世界観が詰まっています。
また、おうち時間を充実させるダイカットクッションやカバー付枕、さらには「かゆいところに手が届く」ヘアアイロンケース、パスケース、ティッシュケースといった雑貨も豊富に揃っており、身の回りをメロクロ色に染められます。
●サンリオショップ店頭で出会うコレクション&開運アイテム
サンリオショップ店頭では、ファンのコレクション心をくすぐる「シークレットチャーム」が定番です。
歴代の人気ビジュアルをあしらったアクリルプレートと立体マスコットのセットは、マイメロディ全20種、クロミ全10種とバリエーション豊かで、何が出るかワクワクする楽しみがあります。
また、お正月などのシーズンには「木製だるま」シリーズにも注目。特にクロミの黒いだるまは「金運(黒字)」を招くといわれており、チャームポイントのドクロと耳が再現されたかわいらしいフォルムが特徴です。
●キャラクター大賞2026──推しへの想いを形にする季節
毎年恒例の「サンリオキャラクター大賞」は、2026年も最大のイベントとして注目されています。
例年4月ごろからスタートする投票期間は、世界中のファンが自分の「推し」への愛を形にする季節です。
2025年、クロミは4位、マイメロディは6位という素晴らしい結果を残しましたが、2026年はさらなる飛躍が期待されています。
順位を競うだけでなく、ファン同士が交流し、二人の魅力を改めて再確認する大切な期間となっています。
◆2026年も「メロクロ」が止まらない!
マイメロディとクロミの関係は、たんなる「ライバル」という一言では片付けられません。
性格や考え方が正反対だからこそ、お互いの良さを引き出し合い、私たちに「違いを認めることの素晴らしさ」を教えてくれます。
Netflixアニメでの新しい表情や、心に響くメッセージ、そして次々と登場するかわいいグッズたち。2026年も、二人の活躍からたくさんのハッピーを受け取りましょう!
あなたは「マイメロ派」? 「クロミ派」? それとも「セットで尊いメロクロ派」? 自分にぴったりの推し方で、2026年も二人と一緒に自分らしい毎日を過ごしていきましょう!
〈文/士隠カンナ〉
《士隠カンナ》
1990年〜2000年代に放送されたアニメに中学・高校の頃にどっぷりとハマり、その後フリー編集・ライターに。主にアニメ・漫画のムック本のブックライターといて活動中。最近のマイブームはもっぱら『ちいかわ』。
※サムネイル画像:サンリオ公式Webサイトより 『「MY MELODY♡KUROMI ANNIVERSARY PARTY」キービジュアル』 (C)2026 SANRIO CO., LTD. 著作 株式会社サンリオ

