2021年4月から、おなじみの『名探偵コナン』シリーズの夕方の放送枠とは別に、深夜にも『名探偵コナン』シリーズが進出しています。それがスピンオフ作品『名探偵コナン ゼロの日常』。
この作品では、コナンが主役ではなく、レギュラーキャラクターの一人・安室透を主人公に描いた作品となっており、公安警察でもあり、黒ずくめの組織の一員でもあり、そして探偵でもある安室が、普段どんな生活を送っているのかを追う、従来のコナンシリーズとは一味違う物語となっています。
さて、この『名探偵コナン ゼロの日常』というタイトルの中で「日常」という文字は、本来とは違った読み方があてられています。『ゼロの日常』の「日常」は次のうちなんと読むのが正しいでしょうか?
①デイオフ
②レストデイ
③ティータイム
◆コナンではおなじみの当て字シリーズ
名探偵コナンの劇場版シリーズでは、「恋歌」と書いて「ラブレター」と読ませたり、「拳」と書いて「フィスト」と読ませたり、特殊な読み方のタイトルがもはや定番となっています。
その傾向を踏まえて、スピンオフ作品の『名探偵コナン ゼロの日常』というタイトルでも、「日常」と書いて「ティータイム」と読ませています。つまり正解は③のティータイムです。
ちなみに原作コミックスの1巻では、帯に原作者の青山剛昌先生のコメントで、「タイトル...まさか、放課後ティータイムから頂いたとは、思うめぇ...(笑)」と書かれています。
放課後ティータイムといえば、コナンとは全く別の作品であるアニメ化も果たした人気作品『けいおん!』に登場するバンド名。意外な作品が元ネタとなっていました。
〈文/ネジムラ89〉
《ネジムラ89》
アニメ映画ライター。FILMAGA、めるも、リアルサウンド映画部、映画ひとっとび、ムービーナーズなど現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。缶バッチ専門販売ネットショップ・カンバーバッチの運営やnoteでは『読むと“アニメ映画”知識が結構増えるラブレター』を配信中です。Twitter⇒@nejimakikoibumi