中国史上初の年齢制限付のアニメとして注目を集め、過激な暴力描写で熱狂的な支持を得たバイオレンスアニメ映画『 DAHUFA -守護者と謎の豆人間- 』が、7月23日(金祝)〜池袋HUMAXシネマズ、7月30日(金)〜アップリンク吉祥寺・アップリンク京都、8月13日(金)〜センチュリーシネマ・出町座ほかにて全国順次公開される。
そしてこの度、一部本編映像が解禁された。
今回公開された本編映像は、作品の序盤にあたる1シーン。失踪した皇太子を探すダフファ―が、謎の村に辿り着くところから始まる。入り口にいる豆人間に対し、皇太子の似顔絵を見せて行方を尋ねるダフファーだが、豆人間は呼びかけに振り向きはするものの言葉も発せず、何の反応も示さない。
村の中へ足を踏み入れると、銃を持った豆人間と、それから逃げる豆人間を目撃する事になる。逃げる豆人間はひどく怯え、村の一角に隠れるが、他の豆人間に密告され銃を持った豆人間に見つかり、銃殺されてしまう。
一体彼らは何者なのか、そして何故豆人間同士で処刑のような事が行われているのか、謎に満ちた1シーンとなっている。
光線彩条屋影業、好傳動画が製作、面白映画が提供した本作は、中国史上初の大人向けアニメ映画で、中国国産アニメにおける“前代未聞”の挑戦として知られている。
ヒトと似て非なる奇妙な生き物たちの首が次々と切り飛ばされていく暴力的な描写がありながら、劇中に登場する支配者と村の関係は階級社会への皮肉として描かれ、非常に深みのある思想が垣間見える作品となっている。
未だ映画へのレイティング制度がなく、かつアニメ作品は子供向けとされている中国本土において、制作側が「13歳未満の鑑賞はお控えください」と自主規制したことが話題を集めた。中国での公開では日本円で約13.5億円のスマッシュヒットとなり、中国アニメファンから高い評価を得ている。
◆作品情報
<ストーリー>
王宮から失踪した皇太子を捜すため、奕衛(イーウェイ)国の守護者であるダフファーは国境を越え、とある謎の村に辿り着いた。
ここの住民は自らの意志を持たず、喋らず、見た目も皆そっくりで、村中には不気味な気配が漂っていた。やがてダフファ―は、この村に隠された秘密へと徐々に近づいていく…。
<スタッフ>
監督:不思凡
製作:光線彩条屋影業、好傳動画
提供:面白映画
配給:Atemo
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2017|中国語音声・日本語字幕|5.1ch|DCP|97分