孫悟空を負かした敵は意外と多く、物語の序盤では、桃白白やピッコロ大魔王に敗北。また、息子の悟飯が倒したセルには、降参という形で負けています。中には「こんなザコキャラに負けたの?」という戦いもありました。
悟空をピンチにさせた意外な敵とは、いったいどんな相手なのでしょうか?
◆超能力にタジタジ! ブルー将軍に倒されそうになったけど……
悟空はドラゴンボールをめぐって、再三レッドリボン軍のブルー将軍と戦い、ピンチにさせられていましたが、最後のペンギン村の戦いでもブルー将軍の超能力に苦戦し倒されそうになります。
戦いの場所となったのが、たまたま『ドラゴンボール』の鳥山明先生の作品『Dr.スランプ』に登場するペンギン村だったため、そこには自称天才科学博士の則巻千兵衛と、彼が作ったロボットの則巻アラレがいました。
千兵衛の「あの人とはげしくプロレスごっこしてあげなさい」の言葉で、アラレがブルー将軍に体当たり。彼をはるか遠くに吹っ飛ばしたため、悟空は命拾いします。アラレとの出会いがなければ倒されていたでしょう。
ちなみにその後ブルー将軍は、ドラゴンボール奪取の失敗によりレッド総帥から処刑を宣告され、桃白白に舌でこめかみを突き刺され命を奪われます。
ペンギン村での戦いのあと、悟空はブルー将軍と再び戦うことはありませんでしたが、桃白白を倒しているので間接的にリベンジを果たせたといえます。