『ドラゴンボール』では、かめはめ波をはじめとして使えるキャラが多い技があり、その中には一度見ただけでパクられてしまっている技もあります。
はたして、使えるキャラが多いということは、実は誰でもマネできる簡単な技なのでしょうか?
◆パクったキャラがもっとも多いかめはめ波
かめはめ波は、亀仙人(武天老師)が編み出した技ですが、使えるキャラはもっとも多いです。悟空、クリリン、ヤムチャら亀仙流の戦士はもちろん、天津飯やセル、孫悟飯(息子・じっちゃんの両方)や魔人ブウなどが使ったことがあります。
亀仙人の弟子が使えるのは当たり前と思われますが、実は悟空もクリリンもかめはめ波を教わったわけではなく見よう見まねで会得しています。
おそらくヤムチャや孫悟飯(じっちゃん)も亀仙人から教わったのではなく、自力で習得したのではないかと思われます。孫悟飯(息子)も、セル戦の前に悟空と一緒に修行はしていたものの、かめはめ波を教えてもらってはいないのではないでしょうか。
亀仙人は習得には50年の修行を有すると言っていましたが、シンプルなだけにある程度の実力があれば比較的、簡単に使える技なのかもしれません。
しかし、『ドラゴンボール』でかめはめ波は成長の証、もしくは「かめはめ波を使える=すごいキャラ」というイメージがありますね。
◆一目ですぐパクられてしまった気円斬
クリリンが対サイヤ人用に編み出した技ですが、一目見たベジータが、大猿となった孫悟飯のしっぽを切断するため、すぐにパクっています。
さらにはクリリンにしっぽを切断されたフリーザが、悟空相手に追尾性能のある気円斬のような技を使っていました。
そんなフリーザの追尾気円斬を「つまらん技」よばわりしていた悟空も魔人ブウを気円斬でまっぷたつにしています。
18号は天下一武道会決勝戦でマイティマスク(悟天とトランクス)相手に使いました。
あっさりパクられているので、簡単な技かと思われがちですが、使っているのはベジータ、フリーザ、悟空、18号とすごい使い手ばかりです。
そのため気円斬は簡単な技というよりは、しっぽの切断、格上相手の一発逆転狙いなど便利な技としてパクられている印象があります。