『ソウルフルワールド』『ワンダヴィジョン』の配信スタートをきっかけにして、新たにDisney+へ加入した人も多いのではないでしょうか。

 かくいう私もそんな一人。厳密にはサービスを開始した2020年6月に加入したのですが、一週間程度で使用しなくなってしまったので、結局一度退会をしてしまいました。

 前述の注目作が観たかったということもあり、再度契約し直したワケですが、この他にも忘れてはいけないDisney+作品が昨年末に配信をスタートしていたので、ついにこちらも観ることができましたよ、『ゲボイデ=ボイデ』を。

ゲボイデ=ボイデ 画像<画像引用元:https://www.disney.co.jp/tv/sp/fireball/gb.html より引用掲載 ©Disney>

◆『ゲボイデ=ボイデ』とは?

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 『ゲボイデ=ボイデ』というタイトルにピンと来るひとはあまり多くないと思いますが、これが『ファイアボール』シリーズの最新作と聞いたらハッとする人も多いのではないでしょうか。

 『ファイアボール』といえば、かつてディズニージャパンが制作した3DCGアニメシリーズ。お嬢様と呼ばれるドロッセルと、その執事のゲデヒトニスが、メカメカしいビジュアルとは一変、たわいもない会話劇を繰り広げる1話2分のコメディ作品です。

 全13話の第1シーズンが人気を博し、2011年には第2シーズンとして『ファイアボール チャーミング』、そして2017年にはわずか3話ですが第3シーズン『ファイアボール ユーモラス』が制作されました。

 そんな『ファイアボール』シリーズの最新作として登場したのがこの『ゲボイデ=ボイデ』。2020年11月にDisney+で全10話が配信されました。

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◆『ゲボイデ=ボイデ』はこれまでのシリーズを知っている人ほど驚く!?

 この最新シリーズ『ゲボイデ=ボイデ』は、タイトルに『ファイアボール』が付いていなかったりと、これまでとの違いに驚かされます。ですが、やはりそこにも意味があります。

 本編に登場するのはドロッセルとゲデヒトニスというおなじみのコンビではなく、どこかドロッセルの面影もある白い人型ロボット・アリアドネと、ゲデヒトニスを赤くしたような見た目のゲボイデ=ボイデのコンビの物語が描かれます。

 これまでの『ファイアボール』シリーズでは、ドロッセルが外出しようとするのをゲデヒトニスが止めるという設定でしたが『ゲボイデ=ボイデ』ではその逆。家に篭っていようとするアリアドネを、ゲボイデ=ボイデがどうにかして外出させようとする物語となっています。

 そういった設定の違いはあれど、毎話展開されるのはおなじみのシュールな会話劇。ボケとツッコミとも違った、独特のテンポとアクションで展開する従来のファンにはおなじみのコメディとなっているので、設定の大きな変更に不安な人も、まずは安心して観て欲しいです。

 そして何より、このアリアドネやゲボイデ=ボイデが何者なのか......そもそもなぜタイトルがこれまでと違うのか。その秘密は、最終話で明らかになるので、その驚きの展開にも注目です。

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◆実は先行登場していた『ゲボイデ=ボイデ』

 多くの人にとっては、ゲボイデ=ボイデに対して今回が初登場になると思いますが、実はコアな『ファイアボール』ファンにとっては、実はすでに存在が知られていたキャラクターだったりします。

 というのも、2019年1月に『ファイアボール』シリーズ10周年を記念して発売された、CDとBlu-rayのセット『ファイアボール オーディオ・オモシロ二クス』のCDに収録されたオーディオドラマ『ファイアボール外伝 ワンダーの方へ』で先行してゲボイデ=ボイデが登場していたのです。

 このドラマでは、ゲボイデ=ボイデがタイムスリップして、ドロッセルとゲデヒトニスの物語をしっかりと“時系列順”に追っていくという内容。作中では深く描かれきれなかった、世界観なども考察できる濃密な内容となっています。極め付けは、映像化されている時間軸で一番最後となっている第1シリーズ『ファイアボール』の直後の物語も語られており、不穏な最後の後、ドロッセルがどうなったのかが明らかになります。

 今回の『ゲボイデ=ボイデ』シリーズの放送は、そんな『ファイアボール』の新たな展開の可能性を示す、嬉しい展開だったとも言えます。

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 残念ながら、『ファイアボール』の制作チームは2020年末で活動を停止することをファイアボール』の公式Twitterで発表しています。せっかくの最新作の公開の直後に、悲しいニュースではあります。ですが『ゲボイデ=ボイデ』で『ファイアボール』のシリーズ展開の可能性を大きく広げたワケですし、これをきっかけにまたいつか新シリーズとして『ファイアボール』シリーズが帰ってくることを期待していきたいです。いつか、日本のDisney+が海外のように4K対応してくれる日を待つように、また『ファイアボール』界の新たな物語と出会えるその日を楽しみにしています。

〈Edit&Text/ネジムラ89〉

≪ネジムラ89≫

アニメ映画ライター。FILMAGA、めるも、リアルサウンド映画部、映画ひとっとび、ムービーナーズなど現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。缶バッチ専門販売ネットショップ・カンバーバッチの運営やnoteでは『読むと“アニメ映画”知識が結構増えるラブレター』(https://note.com/nejimura89/m/mcae3f6e654bd)を配信中です。@nejimakikoibumi

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