アニメ『葬送のフリーレン』勇者一行の声優3人が決定！岡本信彦「セリフのない場所にも言いたいことが隠れてる」

2023年6月14日

アニギャラ☆REW編集部

　今秋から放送が始まるアニメ『葬送のフリーレン』より、勇者一行のキャラクターデザインと声優が公開された。

　ナルシストでお調子者、しかし仲間思いで困った人がいると放っておくことの出来ない勇者ヒンメル。大酒飲みで生臭坊主と揶揄される僧侶のハイター。長命なドワーフ族で物静かな戦士アイゼン。人間には理解の及ばない面もあるエルフであるフリーレンに対し、彼女が“人の心を知る”うえで大きな影響を与えるキャラクターたちだ。

　そんな3人のキャラクターを演じるのは、これまでも数々の作品で幅広いキャラクターを演じてきた実力派声優陣。勇者ヒンメル役は岡本信彦さん(『僕のヒーローアカデミア』爆豪勝己役、『鬼滅の刃』不死川玄弥役など）、僧侶ハイター役は東地宏樹さん(『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズ須郷徹平役、『黒執事』バルドロイ役など)、戦士アイゼン役は上田燿司さん(『ジョジョの奇妙な冒険』ロバート・E・O・スピードワゴン役、『王様ランキング』ベビン役など)が務める。

　フリーレンと共に魔王を打ち倒したヒンメル、ハイター、アイゼンがアニメーションでどう表現されるのか、そしてフリーレン役の種﨑敦美さんと共に、3人の声優がどのように演じるのか、ぜひ期待してほしい。

◆キャラクターデザイン＆キャストコメント

《ヒンメル》

魔王を倒した勇者パーティーの勇者で、自称イケメンのナルシスト。仲間思いで、困っている人を助けずにはいられない。10年間共に冒険をしたフリーレンに大きな影響を与える。

▼岡本信彦さん (ヒンメル役) コメント

この度、ヒンメルをやらせていただきます。岡本信彦です。このような温かみ溢れる美しい作品に関わることができてとても幸せです。時の流れや、命、言葉、関わり...などなど、人間の命題のようなものを、人間ではないフリーレンを通して教わることができる作品です。セリフのない場所にも言いたいことが隠れてるので、どのようにセリフを発せばいいのだろうと悩みながら収録をしております。

フリーレンや皆様にとって、親近感がありつつも啓示のようなものをそっと置けるような、そんなヒンメルになれたらいいなと思います。

≪ハイター≫

魔王を倒した勇者パーティーの僧侶。ヒンメルの幼馴染で、高度な回復魔法を操る優秀な僧侶だが、酒好き。

▼東地宏樹さん（ハイター役）コメント

どうも、ハイター役の東地宏樹です。
『葬送のフリーレン』という素敵な作品に参加できて嬉しい限りです。ハイターは大のお酒好きということで、とても共感しながらやらせていただいてます(笑)。どうにか、この作品の独特な世界観に入りこんで、原作を知っている方、そして初めて触れる方にも喜んでもらえるよう精進していきます。是非とも、お楽しみに。

≪アイゼン≫

魔王を倒した勇者パーティーの戦士。頑強なドワーフ族でパーティーの前衛を務める。寡黙だが、パーティーの中ではツッコミ役。

▼上田燿司さん (アイゼン役) コメント

登場人物たちの時間の観念の違いがこの作品の残酷さでもあり希望でもあるところがなんとも言えない魅力であると思います。
アイゼンは時間の観念の上でも、役の性格的にも、匙加減が難しいですが、やり甲斐を感じています。アフレコ時点でも、手応えを感じていて、皆さんの所へ届くのを楽しみにしています。

◆アニメ情報

「マンガ大賞 2021」大賞受賞作、2023年秋 TVアニメ日本テレビ系にて全国放送決定！

▼イントロダクション

勇者ヒンメルたちと共に、10年に及ぶ冒険の末に魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした魔法使いフリーレン。千年以上生きるエルフである彼女は、ヒンメルたちと再会の約束をし、独り旅に出る。それから50年後、フリーレンはヒンメルのもとを訪ねるが、50年前と変わらぬ彼女に対し、ヒンメルは老い、人生は残りわずかだった。その後、死を迎えたヒンメルを目の当たりにし、これまで“人を知る”ことをしてこなかった自分を痛感し、それを悔いるフリーレンは、“人を知るため”の旅に出る。その旅路には、さまざまな人との出会い、さまざまな出来事が待っていた―。

▼キャスト