TVアニメ『葬送のフリーレン』では早くも第8話でタイトルの意味が回収され、ファンの中で「神回だ」と話題になりました。
しかしこの作品では、公式が明かしたタイトルの意味とは別に、もうひとつ隠された意味があるとファンの間で考察されています。どのような意味が隠されているのでしょうか?
◆公式が解説する『葬送のフリーレン』の意味
公式が解説する『葬送のフリーレン』の意味とはどんなものでしょうか?
公式が解説する『葬送のフリーレン』の意味が判明したのは、アニメ第8話『葬送のフリーレン』です。この回ではグラナト伯爵領へ訪れたフリーレンたちが断頭台のアウラたちと対峙し、魔族たちとぶつかり合いました。
当初、アウラの部下であるリュグナーはフリーレンのことを忘れていましたが、襲撃をしてきたフェルンがかつて戦ったフリーレンの姿と重なり彼女のことを思い出します。
そして、彼は彼女が歴史上で最も多くの魔族を葬り去った魔法使いであり、「葬送のフリーレン」と呼ばれていたことを語りました。
通常、「葬送」は死者を墓所まで送り出すことを意味しますが、魔族は死亡すると魔力の粒子になって消えるため、実質魔族を殺したフリーレンが最期を見送ります。葬送の意味から考えても、ふさわしい二つ名といえるでしょう。
第8話ではこの意味が明らかになるシーンで締めくくられており、最後にアニメオリジナルの演出としてサブタイトルの「葬送のフリーレン」が表示され、より意味を強調したものになっていました。
ほかにもアニメオリジナルの演出はあり、フェルンの背後に満月を描くことで、アウラと対峙しているフリーレンと姿が重なり、より2人の存在を印象付けています。
このタイトル回収やアニメオリジナルの演出はSNSを中心に大きく話題になり、「神回だった」「見事なタイトル回収に鳥肌がたった」とファンの間では好評だったようです。