令和になってもドアンは変わらない？『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が教えてくれた意外なこと

◆描かれなかったドアンの余白を埋めていく追加要素

　そこで気になるのが、TVアニメ版からどこを肉付けしたのか。映画で大きく肉付けをした部分の一つに、脱走兵であるドアンに対するかつての同僚たちとの因縁があります。

　『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』では今作のオリジナルキャラクターとしてサザンクロス隊というジオンの5人組が登場。脱走兵に対するドアンに対して、それぞれ思いを秘めており、幸か不幸かある作戦をきっかけにドアンと島で再会してしまう運命を辿ります。

⚡️毎日カウントダウン⚡️

映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』
6月3日(金)全国184館にてロードショー🎉

＼公開まであと5⃣日／

本日はサザンクロス隊をお届け✨

豪華特典付きムビチケ情報はこちら👇https://t.co/Yh2e5zaSgj#ガンダム #ククルス・ドアンの島 pic.twitter.com/sdO2oZYkLm

— 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 (@g_cucuruzdoan) May 29, 2022

　面白いのが、このサザンクロス隊の面々がこれまた凄腕のパイロットである点にあります。

　ドアン自体も圧倒的なパイロット技術を持っているキャラクターでしたが、今作では元同僚のこれまた凄腕“チーム”との確執が示唆されるので、この人間関係が一体どんな顛末を迎えていくのか、対戦カード的な期待感をしっかり煽ってくれます。