◆スレッタは“器”?
<画像引用元:https://g-witch.net/story/12/ © 創通・サンライズ・MBS>
スレッタはエアリアルの操縦者として育てられただけでなく、最後にはエリクトの意識をインストールする器として利用されると考えられます。
プロスペラがエリクトそっくりのスレッタを“娘”としているのは、エリクトを生き返らせる目的もあるのです。
特に第12話でスレッタが見せた道徳観が欠如した姿。幼いころのエリクトそっくりです。以前から年齢の割には幼いスレッタでしたが、この時の彼女は異常でした。
「Prologue」で、エリクトがガンダムを撃墜した時に言った「ろうそくみたいで綺麗だね!」という無邪気なセリフを思い浮かべた人も多かったのではないでしょうか? おそらく、いま放送中のseason2では、このまま意識のインストールが進んでいくのでしょう。
──徐々に進んでいく意識の侵食(インストール)に抵抗するスレッタ。インストールを止めるために自身を破壊した結果、オープニングに登場するコケが生えて動かなくなったエアリアルになった、という展開も考えられます。
お互いを大切な家族だと想っているスレッタとエアリアル。2人の将来に祝福あれと願うばかりです。
〈文/織部樹 @itsuki_subcul〉
平均3ヶ月に1度は仕事の関係で引っ越しを行う住所不安定ライター。夏は海辺、冬は雪山で過ごしつつ執筆を行なっている。好きなものはアニメと音楽と旅。好きな曲を流しながらのドライブと、全国各地のカフェ巡りやアニメの聖地巡礼が趣味。大手出版社のアウトドアメディアでも原稿を執筆中。
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