◆娘のミオリネのモチーフも同じく北欧神話?
両親のモチーフが北欧神話なら、娘のミオリネも北欧神話がモチーフではないかと考える人もいるでしょう。
しかし、北欧神話でのデリングとノートの子供はダグという息子で、ミオリネとは名前や性別が異なります。これらのことから考えて、ミオリネのモチーフが北欧神話である可能性は低いでしょう。
考えられるミオリネのモチーフですが、ファンの中では水星磁気圏探査機「みお」ではないかと言われており、実際にミオリネと「みお」はコラボして、ミオリネが「みお」を応援するポスターやボイスが公開されたことがあります。
ミオリネは水星出身のスレッタと関係が深いキャラクターですし、スレッタはミオリネと出会わなければ自分のルーツを知ることはありませんでした。その点から考えても、水星を探査する「みお」がミオリネのモチーフでも不思議ではないでしょう。
しかし一方で、北欧神話のダグには昼という意味があり、ミオリネも昼を象徴するかのようにアニメのオープニングでは光が当たる場所や明るい場所にいる姿が描かれています。
また、作中ではベネリットグループを解体して総資産を地球に売却し、宇宙と地球の格差を無くして明るい未来を築いていました。
これらの描写や作中での活躍を考えると、もしかしたらミオリネはみんなを明るく照らすような「昼」という象徴であり、昼の神ダグと関係があるのかもしれません。