2026年に発売される前田敦子さんの約14年ぶりとなる写真集から、先行カットが公開された。

前田さんはAKB48の“絶対的センター”と称され、時代を象徴する国民的アイドルとして人気を博し、現在は俳優として新たな道を歩んでいる。この写真集は芸能活動20周年を迎える彼女が、「これが最後」と語るメモリアル写真集となっている。
撮影の地に選ばれたのは、中欧オーストリアのウィーンだ。歴史と芸術、音楽が息づく街を巡り、全編、ていねいに撮り下ろされている。
この写真集のテーマは、30代の女性の“大人の恋”だ。「こんな恋がしてみたい」と思えるような、心を寄せる相手と2人きりで過ごす親密で繊細な世界観を目指して撮影が行われた。
その凛とした美しさと、愛する人との夢のような時間と現実を揺れ動く切ない表情が、ウィーンの光の中に映し出されている。
前田さんは写真集について次のようにコメントを寄せている。
「写真集を眺めながら、どっぷりと大人の恋愛に浸っていただけたらと思っています。私自身も撮影をしていて、好きな人がほしくなりました。ウィーンは『好きな人と来たいな』『こんなところに連れてきてくれたら絶対に好きになっちゃう』という妄想が膨らむ素敵な街でした」
「最後の写真集として、後悔なく出し切りたい」という言葉通り、切なく色香漂う表情と、過去の写真集を上回る大胆な露出への挑戦も見どころだ。
前田敦子さんは1991年7月10日生まれ、千葉県出身。2005年にAKB48の第1期生としてデビューし、AKB48劇場の舞台に立つ。
2006 年のインディーズデビュー以降、約5年間にわたりセンターを務め、“絶対的センター”として国民的な人気を獲得した。2012年にグループを卒業後は、俳優として表現を続けている。
2025年12月8日に芸能活動20周年を迎える。映画『恋に至る病』公開中、舞台『飛び立つ前に』が公演予定だ。
◆写真集情報
- 書籍名:前田敦子写真集 タイトル未定
- 発売日:2026年
- 撮影:北岡稔章
- 価格:3,300円(税込)
- 体裁:A4
- 頁数:144ページ
- 出版社:講談社






