ランバ・ラル、35歳ってマジ──!?

 『機動戦士ガンダム』には、実年齢からは想像もつかないくらい老けた人物が多く登場します。

  一年戦争を描いたアニメ『1stガンダム』では、たとえば、ブライトが未成年だったり、「あの貫禄があふれるオジさんキャラ」が30代だったりするなど、驚きがたくさんあります。

  老け顔のキャラが多く登場する『1stガンダム』ですが、どんなキャラが残念なことに、実年齢よりも老けていて、それを公式でネタにされているのでしょうか?

◆ブライト・ノア──初登場は未成年!?

画像引用元:Amazon.co.jpより

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 『ガンダム』で最も多くの作品に登場し、アムロやカミーユなどのニュータイプの育成にも貢献したブライト・ノアですが、実は初登場のときの年齢は19歳! どう見ても30代、よくて20代の後半に見えます。

 ブライトは『1stガンダム』では、負傷したパオロ艦長に代わってホワイトベースの艦長となって指揮をとることに。しかもホワイトベースは、アムロ(15歳)やカイ(17歳)など年下ばかりのクルーで構成されていました。そのため、あえて艦長という立場から19歳にも関わらず、老け顔に描かれたのかもしれません。

 そして彼は、一年戦争の終戦から7年後の世界が舞台の『機動戦士Ζガンダム』、その続編の『機動戦士ガンダムΖΖ』では27歳。そして、アムロとシャアの最後の物語を描いた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では33歳、シャアの反乱から3年後の『機動戦士ガンダムUC』では36歳というように、年をとっていきます。

 そんな彼の容姿は、『1stガンダム』から『ガンダムUC』まで、ほとんど変わっていません。変わった部分をあえて挙げるとしたら、『ガンダムΖΖ』まで黄色いブーツだったのが、『逆襲のシャア』以降、黒いブーツに変わったところくらい。

 しかし、アムロとベルトーチカ・イルマの間に子どもができたり、シャアがサザビーではなくナイチンゲールに搭乗するなど、TVアニメとは別の世界線を描いた小説版の『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア―ベルトーチカ・チルドレン』のブライトは、口周りとあごに立派なヒゲを生やし、老け顔に拍車をかけ33歳に見えない姿をしています。

 『閃光のハサウェイ』のアニメ映画には現時点では登場していませんが、45歳になり軍人を引退し、妻のミライとレストランを経営することなどを考えています。

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