世の中には見過ごしてはいけないものがある。

 横断歩道で風呂敷を背負ったお婆さんがいれば、お婆さんごと風呂敷を背負って渡る(その瞬間に出くわしたことはないが)。

 帽子をつるした木の枝の下で泣いている子どもがいれば、そっと帽子を取ってみせる(ポケットの自撮り棒は、その瞬間のために準備万端だ)――。

 筆者が皆さんに、これらと同じくらい目にした瞬間に自然とできるようになってほしいのが“女性アニメキャラの髪型”の吟味だ!

 女性の命と言われることもある髪型に対して、他人が注文つけるなんてことはもってのほか。

 それは理解している。

 だがしかし、男性諸君よ! 本当に好みの髪型がないのか!?

 いや、あるだろう!!

 ここで、アニメを通してだからこそできる、理想の髪型の追求をしていきたいと思う。

◆個性を放つ、片目カバースタイル(『東京喰種 トーキョーグール』・霧嶋薫香など)

東京喰種トーキョーグール マルチクロス 霧嶋 董香 <画像引用元:東京喰種トーキョーグール マルチクロス 霧嶋 董香 販売元:ペンギンパレード>

 ショートとの適合性の片目隠しスタイル(長いと「貞○」感がでちゃうからね)。

 目にキズを負っているから隠している……とは限らないのもこのスタイルの特徴で、時折髪の間から見える目の輝きがなんとも愛らしい。

ツンデレキャラとしてきつく当たってくるも良し!

 暗いオーラを漂わせつつ、個性的な存在感を放つも良し!

 代表例にあげた『東京喰種 トーキョーグール』の霧嶋薫香のように、闇の要素を抱えているキャラクターに多いように感じられる。

 多様なキャラクターの個性を見た目から引き立てられる同スタイルは、私の理想の髪型の一つである。

 私はもちろん、現実世界でこのスタイルの女性に会ったことはまだない!

◆その明るさに包まれたい、天然パーマスタイル(『アマガミSS』・棚町薫など)

アマガミ 棚町薫 <画像引用元:アマガミ キャラクターソング vol.6 棚町薫 「Thanksgiving」 (CV.佐藤利奈) 棚町薫(佐藤利奈) (アーティスト, 演奏), ドン・マッコウ (その他), RKMAN. (その他) 販売元:TWOFIVE RECORDS>

 やわらかそうなくせ毛が特徴的な、天然パーマスタイル

 思わず手を伸ばして頭を撫でたくなるのは私だけではないハズだ!

 これまで半生を振り返ってみて、TV放送されてきたアニメのジャンルは多種多様であった。

 しかし、どんな物語においても主人公が何かしらの壁にぶつかることは少なくなかったと思う。

 そんな時の助け役にピッタリなのが、同スタイルのキャラクターである。

 明るくて面倒見の良い幼なじみ、または先輩として、登場当初から主人公にとって近しいポジションにいてくれる安心感。

 悩みを語るシーンなどに最適で、時には叱りつけて勇気を与えてくれる(妄想)。

 さらに、ちょっと抜けたキャラだとなおのこと良しだと思わないか!?。

 私はもちろん、現実世界で……以下、略。

◆抜群のチャーミングさが溢れる、アホ毛スタイル(『俺ガイル』・比企ヶ谷小町など)

『俺ガイル』 比企ヶ谷小町 <画像引用元:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第4巻(初回限定版)(渡 航書き下ろし文庫小説同梱) [DVD] 販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン>

 ピョンとはねている数本の髪の集合体。それひとつで個性を生み出すアホ毛スタイル

 その「ピョン」は果たして自然の産物なのか?

 それともセッティングされたものなのか?

 答えは神(製作者)のみぞ知る世界……いや、神よ! あえて言わせてほしい。

「この髪型を創造してくれてありがとう!」と。

 どのようにしてこの髪型を生み出すに至ったのか、凡人の筆者には答えを見つけられない。

 ただひとつ言えることは、これが人類の到達し得る「THE・チャーミングオブチャーミング」の最高到達点であることだ。

 極めてシンプルな造形の中に映る「元気」、「おっちょこちょい」、「かわいい(これ重要)」の三拍子。

 このスタイル以外に端的に強調できた髪型はあっただろうか……。

「いや、ない!! 」

 そこには天然パーマとも似て非なる愛くるしさが詰まっている。

 ああ! 私はもちろん、現実世界で……いや、よそう。悪いのはきっと私ではなく世の中なのだから。

 ひとつの髪型から感じられるイメージは人によって違うかもしれない。

 でも、だからこそ面白い。

 

――「僕もずっとキャラクターの髪型に注目してきました!」

 と言ってくれたまだ名を知らぬ同志よ。これからも共に、理想を追い続けていこうじゃないか!!

「あんたのただの好みやんか……」

 というツッコミと入れたそこのあなた。……返す言葉もありません。

 国語のテストなんかでよくある、「著者の伝えようとしているものは次のどれか?」という選択問題。答えはひとつしかないものの、なかなか正解率は100%にはならない。その理由は簡単で、人によって物事に対しての捉え方が異なるからだ。これはアニメにおいても言えることで、同じキャラクターを見ても印象の受け方は多種多様。ただ、製作側はひとつの意図を持ってキャラクターを創造し、動かしている。テストと違うのは、必ずしも製作者の思い通りに汲み取る必要がないことだろう。

 正解は決してひとつではない。その分、気軽に、そして楽しく作品を観るためのひとつの要素として、今後はキャラクターの個性豊かな髪型に着もして観るのも面白いかもしれない。

Text/哲太 Edit/チャールズ野田〉

※この記事は2017年9月27日に配信した記事の再編集版です。

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©2017 「東京喰種」製作委員会

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Copyright© 1995-2017, Tokyo Broadcasting System Television, Inc.

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 公式ホームページ|TBSテレビ
©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続

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