アニメを観ていて、自分の好きな声優さんが出ているとテンションが上がりますよね。キャラクターの声を聴いて、「あっ、これは〇〇さんだ!」とすぐ分かるモノから、エンディングのテロップを観て気付くのもあったり。そういうのって結構楽しい。
皆さんそれぞれに、好きな声優さんが心の中にいるかと思いますが、個人的にあげさせてもらうと、早見沙織さんです。
そこでここでは、2019年に早見沙織さんが演じたキャラクターを3人ピックアップ! 果たして皆さんの知っているキャラクターはノミネートされているのか??
ユンファ・ルー『彼方のアストラ』より
親の躾の影響もあり、自分を表に出さず、目立たないように生きてきた17歳の女の子。
何だか自信がなく、気弱な雰囲気に合わせた声のトーンは、ユンファにとてもぴったりでした。早見さんの落ち着いている声質に、暗さを付け加えた感じ。また、物語が進んでいくうえで、ユンファが自信を付け、大好きな歌を真っ直ぐ力強く唄う声音も素敵でした。裏表を感じさせないクリアな声。この声質も早見さんの持つ大きな魅力ですよね。
胡蝶しのぶ『鬼滅の刃』より
声質的に明るいのに、なんだか黒い影を忍ばせたトーンは、ゾクゾクしてやばかったです。もちろん良い意味ですが。早見さんは、ヤンデレといいますか、裏表があるキャラを演じるのがお上手。透明感のある声質がよりそう感じさせてくれるのかもしれません。
アザゼル・アメリ『魔入りました!入間くん』より
こちらはうってかわって、ツンデレという王道キャラ。凛とした張りのある声質で、キャラのツンさを見事に表現しています。それにかっこいい。それではただのツンキャラになってしましいますが、そこは早見さん、ちゃんとデレの愛らしさを出しています。今は少しだけですが、「キューン!」というセリフが可愛い。気になる方は、作品公式ホームページ第7話の予告をご覧になってみてください。
⇒https://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=iruma
――今後も、色んなアニメで活躍されるであろう早見沙織さん。筆者も含め、多くのファンを楽しませてくれるでしょう。もっといろんな声の演技を聞いて楽しみたい、今日このごろです。
(Text/おみくじ Edit/ポン・三暗刻)
© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
©西修(秋田書店)/NHK・NEP