一部界隈では“待望の”と声も上がる海外のアニメーション『ハズビン・ホテルへようこそ』の配信が、1月19日からAmazon Primeビデオで始まりました。

 赤を基調としたビジュアルとカートゥーン調のキャラクターデザイン。果たしてこのアニメーションのどこに惹かれる要素があるのでしょうか?

◆『ハズビン・ホテルへようこそ』はどこに惹かれる要素があるのか?

 『ハズビン・ホテルへようこそ』の強みはなんといっても多方面への尖り方でしょう。

 ゴシック調のダークファンタジーでフェティッシュなかわいいデザインのキャラクターたち。コメディをベースにミュージカルパートも挟みつつ、実はその舞台設定はかなり過酷なものになっていたり、作中の各所で暴力や性的な表現が溢れていたりと作品の各所に惹きつける要素が隠されています。

 『ハズビン・ホテルへようこそ』の舞台は地獄。地獄に落ちた人間が増えすぎたことに対する対策で天国の天使たちによって粛清という体裁の虐殺が年に一度行われる中で、主人公の地獄の王女・チャーリーは地獄の住人たちを救うべく、住人たちを更生し救済しようと考え、更生するためのホテルを経営しようとする物語です。

 一見、子供でも楽しめそうな見た目ではあるものの、地上波放送などは難しいであろう暴力やポルノ表現、ドラッグ要素などが作中の合間に度々登場することもあり、15歳未満の鑑賞を禁止するヤングアダルト作品にレーティング指定されているので注意が必要です。

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