常に様々な会場で熱狂を創り、虜にし続けている雪白ひな、本多しおり、早瀬ゆい、高槻あいの、百千もね、橘舞花、小森ひなこ、櫻井もえの8人組アイドルグループ『I MY ME MINE』(アイマイミーマイン、通称:アイマイ)が、4/12に3rdワンマンライブ“I MY ME MINE 3rdワンマンライブ ハッピーデリバリー”をSpotify O-EASTにて開催、計22曲を披露し、圧巻のパフォーマンスで熱い空間へと仕上げていた。

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 『I MY ME MINE』はパレードがコンセプトで、持ち前のコミカルさと騒げる楽曲・パフォーマンスを武器にして、人の心をワクワクさせながら盛況へと昇華、人気に火が付き始めているアイドルグループだ。数多くのアイドルの中でも一線を画す存在になってきている。激しくて盛り上がるダンス、良い意味で頭から離れない楽曲で、愉しみを作り続け、“アイマイのライブ、すごく楽しい”と声が多数上がるほど、とても魅力を持つグループだ。

 そんな盛り上がり続けているI MY ME MINEが、Spotify O-EASTの舞台に挑んだ。

 会場にはアイマイの繰り出す熱狂を浴びることと、晴れ舞台を応援しようと、多くの人が集まった。ここから始まるアイマイのステージ展開に期待が集まる。

 ステージにはI MY ME MINEの文字が立体化されたオブジェクトが置かれていた。

 開演時間になると、OPムービーが流れる。この3rdワンマンライブの表題になっており、アイマイの楽曲名でもある「ハッピーデリバリー」に合わせて、メンバーが配達員になり、自転車でSpotify O-EASTへ食べ物を届ける映像。自転車から転けたり、坂を登ったりしながら、会場へ配達をした映像の後、このライブのスタートとなった。後のMCで”アイマイイーツ”と名付けていた。そしてメンバーの写真とテロップがスクリーンに表示され、その後、ライブの出囃子であるSEが流れる。オーディエンスがコールを響かせながら、メンバーを迎え入れた。

 メンバーが勢いよく登場。3rdワンマンライブは、クールな印象も与える楽曲「アイマイスターマイン」で封切られた。イントロで雪白ひなが「踊れー!!!」と叫び、煽る。ジャンプしたり、その場で回転したり、サビで手を振って上半身を揺らしたりなど、最初から凄まじい勢いを見せる。全力で歌う姿に、どれだけ気合が入っているのかが分かる。
その熱いパフォーマンスに反応するように、MIX、歓声が響き渡る会場。一人ひとりを個性を光らせていくアイマイ。

 全員で”HIGH”を目指す「アピパグハッピーヒロイン」では、”お待たせしました!”と歌っているように、このライブを待ち望んでいたファンに向けて全身全霊でパフォーマンスしていく。イントロではバズーカでテープが放射されると、さらに歓声が増した。サビではクラップが鳴る中、拳を掲げて横に揺らす、キラキラと活力のあるアクトを魅せる。8人の活発で輝かしいパフォーマンスに呼応するように振りコピで応えていく観客。全員が超HIGHになっていく様子が見てとれた。ノリノリで楽しそうなメンバーも印象的だが、同様に観客も楽しそうな姿が特に印象的だった。

 この世の不思議をテーマに歌う「ハテナイハテナ」では、ハテナということから首を傾げる可愛いポーズを見せていった。メンバーはサークルになり回り、合わせて観客は身体を揺らしていく。これはピースフルな雰囲気もあるアイマイならでは。早々に楽しげな雰囲気が漂っていた。

 最初のMCでは自己紹介で大歓声が起こる。

 次のブロックでは、アイマイの名刺代わりの一曲「アイマイパラレル」から。上下に腕を上げ下げしながら、”私たちがI MY ME MINEです”と強く表明しているよう。歌詞にある<○か×か>を手で表現する分かりやすい振り付けなど、”静”と”動”が意識されたダンスも特徴的だ。メンバーと一緒になって、ファンも同様にフロアで踊っていた。

 続いて、アイマイのテーマでもある人間を題材にした、行進や身体を横に揺らす振りなどのアクティブ満載「にんげんフェスティバル」、気持ちの良いビートが恋のドキドキを体現しており、キュートさを共存させた「恋はプリズム」、清涼感のあるキラキラとしたサウンドにマッチした爽やかな歌唱、ダンスをしつつも、盛り上がりを止めない「レモネードソーダ」を披露。大きくジャンプをし、ちょんちょんと小さくステップしていく姿もラブリー。曲中にシャボン玉も飛び交い、みるみるアイマイの世界観が会場に溶け込んでいく。

 MCを経て、次は新曲を披露することに。

 新曲のタイトルは「勝利のメカニカルPKトレーニング」。この楽曲はサッカーが題材となっており、試合前の記念撮影の時のように2列で肩を組むところからスタートする。イントロでは試合の中継のように橘舞花が実況を入れる。その他にも<4年間 PKの練習しかしてへんからな>や<ブラボー>など、サッカーに纏わるワードや振りが存分に盛り込まれた、とてもユニークなもの。キックの練習している姿やPKのシーンなどが表現された振り付けは必見。拳を掲げ、クールなダンスもまた良い。観戦時の応援のように、”oh oh oh”と一緒になって声を出せるのもとても楽しい。それだけではなく、仲間を集めて邁進すること、一緒に夢を見ることの大切さなど、ストーリー性のある楽曲のため、ただ単にユニークなだけじゃない。この楽曲を聴く方はそこにも注目して欲しい。そして今後、この新曲にどのような色が付いていくかにも期待したいところだ。

 続くMCでは、この新曲の解説を行った。

 MCを経ても、まだまだたたみかけていくアイマイ。聖なるサウンドからVJ演出で櫻井もえが聖母のように他のメンバーから崇められ、リズムを刻ながら“ママ”と連呼する不思議なナンバー「MAMAMAMA☆マッスルママ」を披露。メリハリを付けながら、タイトルの”マッスル”の通り、マッスルポーズの振りも印象的。大きく手を振って高まりを助長していく。ファンが”ママ”と一緒になって歌う関係性もまた素敵だ。<母性>というセリフを言う時には、会場スクリーンに「母性」とデカく表示され、迫力のある演出を施していた。

 「Over KAAA !!」は、”大バカ”を捩ったタイトルのナンバーで、キャッチーかつ激しく踊り、「アイアイIQ2」では、”2”を指2本立てて表し、ノリノリで跳ねながら手を横に振るという活発な姿を見せていた。良い意味で何も考えることなく、身体が反射的に楽しいと感じるこれらの楽曲は、I MY ME MINEの真骨頂とも言える。そんな全員の感性、感情を、ステージを通して存分に解き放っていた。

 MCを挟み、まだまだ熱量溢れる展開を見せていくI MY ME MINE。

 再び「アイマイスターマイン」から「アピバグハッピーヒロイン」という、冒頭の2曲を再披露。二回目の披露に、最初よりも熱を帯びる会場。どこからか、この光景が”青春”を感じさせるようだった。

 13曲目の「ハッピーデリバリー」ではグループの個性を更に輝かせる。リズムが気持ち良いサウンドに流動的なダンス。愉快なアクトでオーディエンスをさらに虜にしていた。

 次のMCでは、I MY ME MINEの新メンバーを発表した。

 新メンバーは2名で、名前は松山綺利、茉白そら。

 松山は

「この度、新メンバーとして加入しました、松山綺利です。きっと色んな思いで、この動画や映像を見ていただいたと思うんですけれど、私は本当に正直、歌もダンスも自信がないんですけど、今ここに立っているメンバー皆さんの作り上げてきたものをしっかりと受け継いで、これから新メンバーとして頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」

 茉白は

「新メンバーの茉白そらです。素敵な先輩方にたくさん囲まれているので、少しでも追いつけるように精一杯頑張ります。よろしくお願いします」

と述べた。

 また卒業を間近に控えるメンバーも思いの丈を語った。

 本多しおりは、

「私は5/3に卒業するんですけれど、この2年間、I MY ME MINEで活動してきて、自分の殻を破れたり、自分らしくない新しいところを発見できたりしたので、この二人にも頑張って欲しいなと思います。これからのI MY ME MINEをバトンタッチしたいと思うので、今のI MY ME MINEもこれからのI MY ME MINEも応援よろしくお願いします」

 4/18に卒業する高槻あいのは、

「新メンバーの子と撮影などしたりして、お話したりしたんですけれど、二人ともすごく良い子なので、これからのI MY ME MINEの刺激になるんじゃないかなと思います。これからのI MY ME MINEもよろしくお願いします」

とコメントを残した。

 そして、新メンバーも含めて、楽曲を披露することに。先ほども行った「ハッピーデリバリー」 「勝利のメカニカルPKトレーニング」 「アピバグハッピーヒロイン」の3曲を10名で披露した。

 新メンバーは5月中に活動を開始することから、この10人でのステージはこの日限り。特別なステージであることと、新メンバーも緊張しながら歌い、踊っている姿に、ファンは温かいエールとして、大きな歓声を贈っていた。そんな関係もとても素敵である。新メンバーはかなり緊張していた様子だったが、相当練習をしていたのか、先輩メンバーに負けじと力強くパフォーマンスしていた。そんな特別なステージが終わると、このライブの本編も終了した。

 メンバーがステージから去ると、すぐにアンコールが巻き起こる。

 メンバーがTシャツに着替えて再登場し、アンコールに応えて「アイマイスターマイン」の三回目を披露。1曲を終えてから感謝の言葉を残し、再度ステージを去ると、ファンからの「まだまだ終わらせたくない」という気持ちから、ダブルアンコールが起こった。

 メンバーが三度、登場。観客の期待に応えて、ここから大熱狂の展開を繰り広げた。

 なんと本編でも3回行った「アピバグハッピーヒロイン」をさらに加えて3連続で披露。合計で6回の披露となったが、回数を重ねるごとにさらなる”HIGH”を目指して、メンバーもファンも熱を帯びていく。音量も回数を重ねるごとに大きくなっていき、最終的には全員で一番の”HIGH”となっていた。熱量は最高潮。大熱狂、もはや狂騒の言葉がピッタリな空間へと変貌していた。

 最後に、こちらも三度目の披露「ハッピーデリバリー」をドロップして、I MY ME MINEの3rdワンマンライブは幕を閉じた。

 大迫力、大熱狂のステージ、鬼気迫るパフォーマンス、どの言葉も当てはまる、I MY ME MINEの3rdワンマンライブは大盛況で終えた。ユニークさがありながらも、熱狂を上げるアイマイはこれからもどんどんと人の心を奪っていくだろう。そう確信するようなライブだった。ここからまた新たな体制になり、高みを目指す彼女たち。今後も熱すぎる展開を繰り広げるだろう。人々を楽しませる”パレード”はまだまだ終わらなそうだ。

〈取材・文/石山喜将 撮影/NEW163〉

◆セットリスト

オープニング映像
SE
M1 アイマイスターマイン
M2 アピパグハッピーヒロイン
M3 ハテナイハテナ
M4 アイマイパラレル
M5 にんげんフェスティバル
M6 恋はプリズム
M7 レモネードソーダ
M8 勝利のメカニカルPKトレーニング
M9 MAMAMAMA☆マッスルママ
M10 Over KAAA !!
M11アイアイIQ2
M12 アイマイスターマイン
M13 アピバグハッピーヒロイン
M14 ハッピーデリバリー
新メンバー発表
M15 ハッピーデリバリー(10人Ver.)
M16 勝利のメカニカルPKトレーニング(10人Ver.)
M17 アピバグハッピーヒロイン(10人)

-アンコール-
M18 アイマイスターマイン

-ダブルアンコール-

M19 アピバグハッピーヒロイン
M20 アピバグハッピーヒロイン
M21 アピバグハッピーヒロイン
M22 ハッピーデリバリー

◆公式サイト&SNS

▼I MY ME MINE 公式ファンクラブ・ホームページ

https://imymemine.bitfan.id/

▼I MY ME MINE 公式Twitter

https://twitter.com/IMMM_official

▼メンバー Twitter

▼新メンバー Twitter

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