アイドルグループ・僕が見たかった青空による「僕が見たかった青空 全国ツアー2025」のファイナル&結成2周年記念ライブ「結成2周年記念 僕が観たかったワンマンライブ vol.2」が結成日の6月15日(日)、東京・Zepp DiverCity (TOKYO)で行われた。

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 「僕が見たかった青空(通称:僕青)」は、乃⽊坂46公式ライバルとして誕⽣し、オーディションの応募総数35,678名の中から選ばれた23名が2023年8月30日にデビューシングル「⻘空について考える」でデビューした。

 同年『第65回輝く!⽇本レコード⼤賞』「新⼈賞」を受賞。2025年3月22日からグループとして初めて全国ツアーを行い、宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡と全国6都市を巡った。6月15日に結成2周年を迎え、8月6日には6thシングル(タイトル未定)を発売予定だ。

 この公演は、僕が見たかった青空として初めての全国ツアーのファイナル公演であり、結成2周年記念ライブということで、去年果たせなかったチケット完売を達成し、グループとしてもファンにとっても特別なものとなった。

 そして、全国ツアーで鍛え抜かれた、歌唱力や表現力でファンを魅了した。また、このライブはABEMA PPV(アベマ ペイパービュー)でも生配信が行われた。

 ここではそのオフィシャルレポートを紹介していく。

〈以下、原文ママ〉

◆会場はライブ開始から熱気の渦に!

 超満員の観客がライブの始まりを待つ中、デビューシングル衣装で登場した八木仁愛のセリフが始まりの合図となり、安納蒼衣のドラムパフォーマンスでは、メンバー全員が登場し、一糸乱れぬダンスを披露。そして、会場が青色のペンライトで染まる中、デビューシングル「青空について考える」のイントロが流れると会場のボルテージが一気に最高潮を迎えた。メンバー全員の手で「BOKUAO」の文字を作る場面では、ファンが「ぼくあお」とライブに勢いをつけるような熱いコールでメンバーを後押しした。その勢いに乗ったまま、5枚目シングル収録されている「恋は倍速」「青春の旅人よ」を立て続けにパフォーマンス。さらに、ライブでは必ず盛り上がる「好きになりなさい」を全員で披露し、ライブ序盤から会場中が熱気の渦に包み込まれた。

◆MCではメンバー発表会、結成1周年記念について振り返る

 MCパートでは、須永心海、西森杏弥、長谷川稀未が2年前のメンバー発表会と結成1周年記念ライブを写真で振り返った。その中で、須永は泣きじゃくる姿と声を震わせながら自己紹介していた写真が映し出され「緊張もあったし、自分のことを認められてなかった。自信が無くて泣いてしまった。」と当時の心境を話した。また、メンバー発表会について触れるときはお約束となっている木下藍が泣いている写真も映し出された。この写真を見て長谷川は「この日まで木下が泣いているイメージなく、初めて泣いている姿を見た。」と明かした。そして、最後に結成1周年記念ライブで約1時間MCを行った写真を見て須永は「このMCは1時間耐久と呼ばれていた。今年は2周年だから・・・」と今年も耐久MCがあるかもしれないと匂わせた。

◆柳堀花怜が副リーダーに就任!

 今回のツアーから披露している「Disco Dance Time」では、会場全体が盛り上がり、岩本理瑚、持永真奈、吉本此那がそれぞれの特徴を生かしたソロダンスで魅せた。その勢いのまま「青空ディスコティック」をパフォーマンスし、この曲独特のダンスビートに合わせ、観客が体を揺らしたり、クラップで一体感を作り上げた。続けて披露した「制服のマネキン」を披露した。MCでは、吉本此那が「今日のDisco Dance Timeはいつも以上に盛り上がっていて、楽しかった。」と口にした。また、リーダーの塩釜菜那から柳堀花怜が副リーダーに就任したことを発表されるとファンは驚きを見せた。柳堀は就任にあたって「僕青の副リーダーをやらせてもらうと聞いたとき、何ができるかと考えたら、やっぱり僕青に愛を捧げることだと思った。ここからは責任のある立場で僕青を菜那ちゃん(塩釜)の隣で支えていければと思っている。」と決意を口にした。

◆LEDビジョン演出で新しい一面を見せた

 ライブ中盤では、ミュージックビデオを制作するほどファンの中で人気が高い「暗闇の哲学者」と吉本此那がメインメンバーを務める「真っ白に塗りに塗り直せ!」を披露。初めてHandy Vision(手で持つLEDビジョン)を用いてパフォーマンス。メンバーそれぞれがHandy Visionを持ち、色鮮やかな光と息の合ったフォーメーションダンスでこれまでとは違った僕青の新しい一面を見せた。「飛ばなかった紙飛行機」では、実際にメンバーが折った紙飛行機を持ち、曲終わりに全員でそれを飛ばした。

◆全国ツアーでは恒例となったコント

 全国ツアーでは、恒例となっているコント企画。須永心海と山口結杏が僕青マネージャーという設定でメンバー(岩本理瑚、木下藍、杉浦英恋、早﨑すずき、持永真奈)と面談するというネタを披露。このネタの中では、2年前に書いていた日記を初公開した。最初に紹介された早﨑は模範的な内容で拍手喝采。次に紹介された岩本は、本文よりも日付が「5月15日」と1カ月間違っていることをツッコまれ、顔が赤くなっていた。その後も持永、杉浦も同様に書いていた日記を紹介され、須永と山口にツッコまれると会場では笑い声が上がっていた。そして、最後の木下に関してはお披露目2日前にも関わらずグミが好きという、緊張感のない日記が公開された。また、この企画コーナーでメンバーの個人SNSが順次開設することを発表された。

◆表現の幅で観客を魅了

 安納蒼衣、金澤亜美、工藤唯愛のユニット曲「キッシュ・ラブ」では、3人が織りなす可愛い空気感で会場が和やかな雰囲気に包まれた。しかし、次に披露した杉浦英恋と八木仁愛のダンスインターでは、八木がアップテンポな音楽に乗せ軽快なフットワークと切れ味鋭いダンス、杉浦のダイナミックでしなやかなダンスで異なる世界観を創造。「臆病なカラス」では、杉浦英恋、早﨑すずき、持永真奈、八木仁愛、吉本此那の個性が生かされた力強いダンスが、会場を一気に緊張感のある空気に包んだ。「昇降口で会えたら」では、昭和歌謡のテイストに乗せて、早﨑すずきと柳堀花怜が切なくてエモい世界観を表現。また、「初めて好きになった人」は全国ツアーでは23人の特別バージョンで披露し、杉浦の「Zepp揺らすぞー」の合図に観客全員がジャンプし、会場が一つになった。

◆杉浦英恋がファンへの感謝を伝えライブ本篇を締めた

 本篇ラストの前に八木仁愛は「今年も23人でこのステージ立つことができて、皆さんと一緒に2周年をお祝いできて幸せだなと思っています。私たち自身はまだ応援していただいてる方々の期待に応えきれていない部分があると感じています。申し訳ないと感じることもあるけれど、2周年の日にごめんなさいと謝るの私昨日一晩考えて違うなと思って。だからこそそれでも私たちの可能性を信じて付いてきてくれて応援してくれてありがとうだなってほんとにこの言葉につきるなと思ったので言わせてください。ほんとにいつもありがとうございます。」と感謝の気持ちを伝えた。

 そして、まっすぐで力強い歌声とハーモニーが特徴的な「炭酸のせいじゃない」を披露。マイクスタンドを並べメンバーが横一列になってまるでゴスペルのコーラス隊のように歌う振付や会場内に無数ものシャボン玉が飛び交う幻想的な空間となった。

 最後に6枚目シングルのメインメンバーである杉浦英恋は「今日は全国ツアーのファイナルの場ということで、これまで23人でたくさんの都市を回らせていただきましたが、こうして最後の場所も全員でステージに立てていることが嬉しい。みなさんも全国から会いに来ていただいてありがございました。2年経っても23人で同じ場所、同じステージに立つことができて、本当に誇りに思っています。僕青は全国各地から集まって、年齢も性格もバラバラで一人一人思っていることは違うかもしれないけど、目指している場所が一緒だからこそ、今こうやってステージでみなさんに歌を届けることができています。私個人的な話ですが、先日とある方のライブに行ってきたんです。その場所が東京ドームだったんです。すごく大きい場所ですごいキラキラしていて。大きい会場にちょこんとと立っているわけだから見えるかな、これ見てもらえてるのかなと思ったりもしたんです。でもきっと皆さんもそういうことじゃないですか。もちろん2階席の方も少し奥の方にいる方も見えてますから。そのことを今日は私は一番に伝えたくて。やっぱり会いに来てくれることがすごくうれしいです。来年は僕青でアリーナを目指しています。夢を夢で終わらせたくないです。かなわない夢と思うかもしれないけれど、それでも夢で終わらせたくないと思います。もっともっとこれからたくさんの景色を見に行きましょう。これからも一緒に隣で歩いていってくれたら嬉しいです。」とライブの感想とファンへの感謝を述べ本編を締めた。

◆メンバー全員からファンに向けて「ありがとう」

 アンコール前に、メンバーそれぞれファンの皆様へこの1年の感謝の気持ちを伝えた。そして、感謝の言葉を聞いたファンの想いが込められた僕青コールが会場に響いた。そんな中、メンバーがライブTシャツを着て登場し「あの日 僕たちは泣いていた」を披露。

 MCでは2025年8月31日(日)に開催される「アオゾラサマーフェスティバル2025」のファンクラブ1次先行の開始が本日から開始されることを発表。続けて、2025年10月18日(土)に「僕青祭2025」をKT Zepp Yokohamaで開催するが決定したと発表。この知らせを聞いたファンからは「やったー!」「絶対行く!」など歓喜の声が上がった。さらに、2024年に初舞台として上演した「夏霞」が2025年9月にパワーアップして再び上演するとも発表。

 最後の曲の前にリーダーの塩釜菜那から「僕青はめちゃくちゃいい楽曲が多い。でも僕青の楽曲だけが素敵というわけではなく、この23人がいる僕青だからこそ素敵だと思っている。明日から僕青の3年目が始まりますが、これからまだまだ僕青の快進撃が続きます!」と会場に駆けつけたファンと配信を観ているファンに向けて3年目の決意を伝えた。

 そして、僕青の青春を象徴する楽曲「空色の水しぶき」を披露し、ファンもメンバーも一番の笑顔で2200人のファンとともに結成2周年記念ワンマンライブと初めての全国ツアーを完走した。

◆セットリスト

00.  Opening

01.   青空について考える

02.   恋は倍速

03.   青春の旅人よ

04.  好きになりなさい

    Disco Dance Time

05.  青空ディスコティック

06.  制服のマネキン

07.   涙を流そう

08.   暗闇の哲学者

09.   真っ白に塗り直せ!

10.   飛ばなかった紙飛行機

   企画コーナー

11.  キッシュ・ラブ

   ダンスインター

12. 臆病なカラス

13. 昇降口で会えたら

14. 好きすぎてUp and down

15. 初めて好きになった人(ALLver)

16. 炭酸のせいじゃない

EN1. あの日 僕たちは泣いていた

EN2. 空色の水しぶき

◆イベント情報

≪アオゾラサマーフェスティバル2025≫

▼チケット発売

FC1次先行受付:6月15日(日)19時30分~6月23日(月) 23時59分まで

https://bokuao.com/news/detail/3327

≪僕青祭2025≫

その他詳細については後日発表

≪舞台「夏霞~NATSUGASUMI 2025~」≫

  • 公演日程:9月6日(土)〜9月15日(月祝) 
  • 劇場:シアター1010(https://www.t1010.jp/html/access/
  • チケット販売開始時期:7月先行申込開始予定

▼オフィシャルHP

https://bokuao-natsugasumi.com/

◆公式Webサイト&SNS

▼2周年記念特設サイト

https://bokuao.com/feature/2ndanniversary

▼公式Webサイト

https://www.bokuao.com/

▼公式YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/@BOKUAO_official

▼公式TikTok

https://www.tiktok.com/@bokuao_official

▼公式Instagram

https://instagram.com/bokuao_official

▼公式X(旧 Twitter)

https://twitter.com/BOKUAOofficial

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