作家・冲方丁氏の小説『ばいばい、アース』がWOWOWオリジナルアニメとして7月より放送・配信されることが決まり、キービジュアルが公開された。
『ばいばい、アース』は、鬼才・冲方丁氏が最初期に発表し、“映像化不可能”といわれた傑作小説だ。このたび公開されたキービジュアルでは、メインキャラクターが勢揃いしている。
主人公の少女・ラブラック=ベル役のファイルーズあいさんに続き、新キャラクターとキャスト情報が明らかになった。
美しい青年で、<剣の国(シュベルトラント)>の四大剣士の一人「クエスティオン=アドニス」を内山昂輝さん、主人公・ベルにとっての師匠であり、親のような存在でもある「ラブラック=シアン」を諏訪部順一さん、<剣の国>の外から来たという旅の者「キティ=ザ・オール」を花江夏樹さん、次代の兄王を担うと言われているベルの兄弟子「シャンディ=ガフ」を日野 聡樹さん、<剣の国>の王の娘にしてガフの許嫁「シェリー」を早見沙織樹さん、 <剣の国>の正義の剣士で、楽隊(集団戦闘を行う部隊)の脚本家「ギネス」を榎木淳弥樹さん、<剣の国>の正義の剣士で、楽隊の演出家「ベネディクティン」を小清水亜美樹さんが演じる。
実力と人気を兼ね備えたキャスト陣が演じるメインキャラクターたちが、本放送でどのように物語に絡んでくるのか、期待して待っていてほしい。
◆キャラクター情報&キャストコメント
≪クエスティオン=アドニス(CV:内山昂輝さん)≫
月瞳族(キャッツアイズ)。
美しい青年で、<剣の国(シュベルトラント)>の四大剣士の一人。自分の剣を持たず、他者の育てた剣を集めて使用することから”剣盗人”とも呼ばれている。
▼内山昂輝さんコメント
クエスティオン=アドニスの声を担当します内山昂輝です。
彼には複雑な事情があり、さまざまな苦悩を抱えて生きています。
とてもミステリアスなキャラクターです。
本作の独特な世界観がアニメーションでどのように表現されていくのか、僕自身も楽しみにしています。
アフレコスタジオではスタッフ・キャストが協力して丁寧に収録が進められているので、とてもいい雰囲気だと感じています。
ぜひご覧になってください!
≪ラブラック=シアン (CV:諏訪部順一さん)≫
月瞳族(キャッツアイズ)。
ベルにとっての師匠であり、親のような存在でもある。凄腕の剣士でありながら、旅の呪いにより、自分の剣を「教示する」目的以外で使うことができないため、他人に剣技を指南することに徹している。
▼諏訪部順一さんコメント
この作品は、主人公であるベルの「自分探し」の物語でもあると思うのですが、私が担当するシアンをはじめ、関わるその他の登場人物たちにも内面に抱えるモノがそれぞれあり……。
幻想的な世界を舞台に紡がれていくドラマから、何かしら得ていただけるものがありましたら幸いです。
≪キティ=ザ・オール(CV:花江夏樹さん)≫
長耳族(ラビッティア)。
<剣の国(シュベルトラント)>の外から来たという旅の者。密かにベルの様子を伺うなど、謎めいた行動をみせる。少年のような見た目とは裏腹に老成した口調で話し、強力な魔法を操る。
▼花江夏樹さんコメント
可愛い可愛いキティを演じます花江夏樹です。
何やらミステリアスな一面もありそうな雰囲気が漂っておりますが、彼が持つ色々な面を表現できたらと思います。濃厚なストーリーを是非お楽しみ下さい。
≪シャンディ=ガフ(CV:日野 聡さん)≫
月瞳族(キャッツアイズ)。
<剣の国(シュベルトラント)>の四大剣士の一人。剣士団の筆頭で、次代の兄王を担うと言われている。またベルの兄弟子として、過去にシアンから剣の指南を受けている。
▼日野 聡さんコメント
この度、シャンディ=ガフの声を担当させて頂くことになりました日野聡です。
ガフは四大剣士の1人で剣の腕も非常に優れ、そしてラブラック=ベルの兄弟子でもある人物です。真面目で厳格な一面もあり、周りからの信頼や人望も厚いので彼の発言や動向に注目して頂けたら、より物語を楽しんで頂けるのではと思います。
どうぞ放送をお楽しみにしててくださいね。
≪シェリー(CV:早見沙織さん)≫
月瞳族(キャッツアイズ)。
<剣の国(シュベルトラント)>の王の娘にしてガフの許嫁。傘の開き方も知らないほどの箱入り娘でありながら、類まれなる歌声を持つ城の筆頭歌士でもある。
▼早見沙織さんコメント
シェリーは、1人では傘も開けない、服も脱げないほどの箱入り娘で可憐な女性です。
城の筆頭歌士として役目を務めるなかで、ベルと出会い、物語が生まれていきます。シェリーの胸の内にある想いが少しずつ見えてくるたびに、アフレコでも込み上げるものがありました。彼女の変化にもご注目頂ければ幸いです。
今作ならではの濃密な世界観を、ぜひ、映像でお楽しみください。
≪ギネス(CV:榎木淳弥さん)≫
弓瞳族(シープアイズ)。
<剣の国(シュベルトラント)>の正義の剣士で、楽隊の脚本家。作戦立案を担当するが、気弱な性格のために本領が発揮できず、他人の意見に振り回されている。
▼榎木淳弥さんコメント
「ばいばい、アース」は世界観が独特で、セリフもこの作品ならではの言い回しが多いです。なので収録はなかなか大変ですが、唯一無二の作品になっていると思います!
戦闘シーンも多いので、アクションと軽快な会話劇をお楽しみに!
≪ベネディクティン(CV:小清水亜美さん)≫
水族(マーメイド)。
<剣の国(シュベルトラント)>の正義の剣士で、楽隊の演出家。種族の特徴として男女二つの姿を持ち、親しい相手の性格を自身の性格にも投影する。
▼小清水亜美さんコメント
この作品の繊細で非情な世界がどのように描かれるのかが楽しみです。
その中で、主人公であるベルの心や人生に色を増やせるような言葉を紡ぎ出せるのか。それは一体何色になるのか。
そういった事を大切に演じたいと思います。
◆アニメ情報
WOWOWで7月から放送・配信スタート!
各配信プラットフォームにて配信予定
▼イントロダクション
様々な動物の姿をまとう獣人が住まう世界に、ラブラック=ベルは唯一の"人間"として生まれた。
牙も毛皮も鱗もない彼女は"のっぺらぼう"と呼ばれ、どこにも自分と同じ種族を見つけることができずに、
もの寂しさを感じながら日々を過ごしていた。
「私も、世界と交じり合いたいーー」
そんな想いに胸を焦がし、身の丈ほどの大剣<唸る剣(ルンディング)>と共に、自分のルーツを探す旅に出ることを決意する。
その代償として、数々の試練が待ち受けるとも知らずにーー
鬼才・冲方丁の源流にして、映像化不可能といわれた傑作小説が、日本を代表するクリエイター陣と共に、
満を持して待望のアニメ化!
▼スタッフ
- 原作:冲方丁「ばいばい、アース」(角川文庫 刊)
- 監督:西片康人
- 助監督:横手颯太
- シリーズ構成:吉野弘幸
- キャラクターデザイン:日野優希
- モンスターデザイン:ツブキケン・原 由知
- デザイン協力 : 麻日隆(ヤングキングコミックス「ばいばい、アース」少年画報社刊)
- 美術監督:岡本穂高
- 色彩設計:篠原愛子
- 撮影監督:室塚勇伎
- 編集:山田聖実
- 音楽:Kevin Penkin
- 音響監督:久保宗一郎
- アニメーション制作:ライデンフィルム
▼キャスト
- ラブラック=ベル:ファイルーズあい
- クエスティオン=アドニス:内山昂輝
- ラブラック=シアン:諏訪部順一
- キティ=ザ・オール:花江夏樹
- シャンディ=ガフ:日野 聡
- シェリー:早見沙織
- ギネス:榎木淳弥
- ベネディクティン:小清水亜美
▼公式サイト
▼公式X
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