東北を応援するアイドルグループ・けっぱって東北がトリプルAサイドシングル「あぶきゅーに乗って/岩手賛歌/東北えがお」を5月20日にリリースし、初のオリコン1位を獲得した。
これは、ただのランキング1位ではない。彼女たちが長年掲げてきた「ふるさとへの恩返し」というテーマのもと、コツコツと続けてきた活動が、ついに全国的な評価として結実した瞬間である。
今回のシングルは、どの楽曲も地域への深い愛がこもっている。
「あぶきゅーに乗って」は福島と宮城をつなぐ阿武隈急行線が舞台。MVでは、福島ゆかさんと小日向あおいさんが車掌役を務め、笑顔あふれる旅の一コマを描いている。
「岩手賛歌」は、岩手出身で三陸ブルー担当の志田結華さんが作詞を手がけた。新加入ながら歌唱力に定評がある志田さんは、「一致団結!みんなとまとめて全力投球!」のキャッチコピー通り、グループに新しい風を吹き込んでいる。
「東北えがお」は福島県のシンガーソングライターMANAMI氏が提供。東北6県の魅力とメンバーの個性が織り交ざった温かみあるナンバーで、聴く人に笑顔を届ける一曲となっている。
ほかのメンバーも個性豊かだ。仙台出身・ずんだグリーン担当の小日向あおいさんは、TikTokフォロワー約6万人というSNSの申し子。山形出身・チェリーピンクの佐藤櫻子さんは、正統派美人でグループ最長身。秋田出身・きりたんホワイトの水谷花鈴さんは最年少ながら芯の強さを感じさせる。
発売当日のダイバーシティ東京プラザでのイベントでは、MC中にオリコンデイリー1位の報が届き、メンバーが驚きで転げ落ちる一幕も。
目を潤ませながら「たくさんの応援ありがとうございます!けっぱって東北でよかった。このメンバーと頑張れてよかった。そして、私たちが出会えたのがみなさんで本当に幸せです。東北に1位を持ち帰れました。今後さらにみなさんを“えがお”にできるように頑張ります!」と嬉しさあふれるコメントでイベントを締めくくった。
この勢いをそのままに、彼女たちはこの夏、東北6県を巡るツアーを行う。ファイナルは仙台PIT、そして5月31日には阿武隈急行線を貸し切った特別列車イベントも実施予定だ。ライブとトークが詰まったこの列車イベントは、ファンのみならず地元住民にとっても忘れられない一日になるに違いない。
いま、東北発のローカルアイドルは、地域の誇りとして、そして全国に元気を届ける存在として躍進している。
けっぱって東北は、福島ゆかさん、小日向あおいさん、佐藤櫻子さん、水谷花鈴さん、志田結華さんからなる5人組アイドルグループ。東北各県出身のメンバーが、それぞれのふるさとを背負い、「ふるさとへの恩返し」をテーマに活動している。
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