コスプレイヤー・グラビアアイドルの紅羽りおさんが出演したラジオ番組「元官僚芸人まつもとの働き方改革ラジオ」(レインボータウンFM)のアーカイブが、5月18日に公開された。

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 紅羽さんにとって、「活学」との出会いは、自分の強みと不安を整理する貴重な時間となった。今回のテーマは「自分を知り、自分を活かす」。全国の書店でも1位を獲得するなど話題のビジネス書『自分で自分のファンになる 世界と私を調和させる「活学」の授業』(クロスメディア・パブリッシング)の著者・並木将央氏を迎え、「活学」についてのトークと実践ワークが展開された。

 並木氏は、The Japan Timesによる「次世代を担う100人のCEO アジア2014」にも選ばれた経営コンサルタントだ。「活学」は、自己理解を深め、人生やキャリアをより「自分らしく」するためのマインドセット術として注目を集めている。

 今回の放送では、紅羽さんが実際に「活学ワーク」に挑戦。約50のキーワードから自分の価値観を5つ選び、それを文章化することで「自分軸」を言語化するセッションが行われた。

 紅羽さんが選んだのは「未知」「創造」「自由」「誠実」「信頼」の5つ。そのうえで導き出した文章がこちら。

「私は、想像して未知なことに挑戦するのが好きで、誠実さを大切にし、人との信頼関係を築きながら、自由に生きたい人である」

 並木氏はこの言葉について、「創造性や自由を重視する姿勢は、コスプレイヤーとしての紅羽さんに非常にマッチしている」と評価した。その一方で、「ファンとクライアント、自分の理想。この3つのバランスに悩みやすい仕事だからこそ、信頼関係の軸は明確にしておいたほうがいい」と指摘した。

 番組では紅羽さんが、人の目を気にしやすい性格であることも語られ、特に屋外での撮影中などに「通行人に見られているかも」と不安になると明かした。

 並木氏は「配慮」と「遠慮」の違いを解説し、「自分の中で勝手に制限してしまう『遠慮』をやめて、本当の意味で人に『配慮』できる自分になることが大切」とアドバイスを送った。

 紅羽さんは元保育士という経歴を持つ。「子どもや保護者に合わせなければならない保育士時代は、やりたいこととのズレに悩むこともあった」と振り返る。そうした背景もあり、並木氏の活学ワークを通して、「自分の軸をしっかり持って行動すること」の重要性を実感したようだ。

「好きなことを仕事にできるのは本当に楽しい。でも、来月もお仕事があるとは限らない……そんな不安もあるんです」

 そう本音を語った。

 保育士からコスプレイヤー、グラビア、声優、そして女優へ。常に「新しい自分」に挑戦し続ける紅羽さんが活学で見つけた「自由に生きたい私」というキーワードは、これからの彼女を支える指針になりそうだ。

◆書籍情報

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  • 書籍名:自分で自分のファンになる 世界と私を調和させる「活学」の授業
  • 著者:並木将央
  • 価格:1,848円(税込)
  • 出版社:クロスメディア・パブリッシング

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