劇場公開中の長編アニメーション映画『ロボット・ドリームズ』の、公開3週目の入場者プレゼントの配布が決まった。
配布されるのは「“夏の日の記憶”ポストカード」で、ドッグとロボットが海水浴を楽しむシーンが描かれた特別なアイテムとなっている。11月22日から全国の上映劇場で数量限定で配布され、数量限定・なくなり次第終了となる。この機会にぜひ劇場で特典をゲットしてほしい。
映画『ロボット・ドリームズ』は、11月8日から日本での劇場公開が始まったが、公開わずか10日間で興行収入3,000万円を突破した。11月17日時点で動員20,790名、興行収入31,699,880円を記録し、週末成績は前週比100.5%を達成した。20館という限られた公開劇場数ながら、異例の大ヒットとなっている。
日本での劇場公開及び大ヒットを受けて、本作の原作者であるサラ・バロン氏が、日本の本作のファンに向けてイラストを執筆した。
「Hello, Japanese Friends! Enjoy the movie!!」というコメントとともに、本作の主人公であるドッグとロボットが、親しげにポップコーンをほおばっている、キュートなイラストに仕上がっている。
本作は、鑑賞者向けレビューサイトでも絶賛の声が相次ぎ、感動の輪が広がっている。さらに、全国での上映拡大も決まった。現在の20館から、順次50館以上での公開が予定されており、さらなる盛り上がりが期待されている。
第96回アカデミー賞・長編アニメーション映画賞で宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』と肩を並べた本作の完成度を、ぜひスクリーンで確かめてほしい。
原作者のサラ・バロン(Sara Varon)氏は、アメリカ生まれのグラフィックノベル作家、作家、イラストレーター。1995年にシカゴ美術館附属美術大学美術学部を卒業し、2002年にニューヨーク市スクール・オブ・ビジュアル・アーツでMFA(芸術修士)を取得した。
2007年に出版した『ロボット・ドリームズ』は、アメリカ図書館協会による「優秀児童書」に選出されるなど、米国内のさまざまな文学賞に輝いた。
◆映画情報
新宿武蔵野館ほか絶賛公開中
▼ストーリー
大都会ニューヨーク。ひとりぼっちのドッグは、孤独感に押しつぶされそうになっていた。
そんな物憂げな夜、ドッグはふと目にしたテレビCMに心を動かされる。
数日後、ドッグの元に届けられた大きな箱――それは友達ロボットだった。
セントラルパーク、エンパイアステートビル、クイーンズボロ橋……
ニューヨークの名所を巡りながら、深い友情を育んでいくドッグとロボット。
ふたりの世界はリズミカルに色づき、輝きを増していく。
しかし、夏の終わり、海水浴を楽しんだ帰りにロボットが錆びて動けなくなり、ビーチも翌夏まで閉鎖されてしまう。
離れ離れになったドッグとロボットは、再会を心待ちにしながら、それぞれの時を過ごす。
やがてまた巡りくる夏。ふたりを待ち受ける結末とは――。
▼受賞
- 第96回アカデミー賞 長編アニメーション映画賞 ノミネート
- 第51回アニー賞 長編インディペンデント映画賞 受賞
- 第76回カンヌ国際映画祭 正式出品
- ヨーロッパ映画賞 長編アニメーション映画賞受賞
- アヌシー国際アニメーション映画祭 コントルシャン部門 作品賞受賞
- シッチェス・カタロニア国際映画祭 観客賞受賞
- フェロス賞 コメディ映画賞|作曲賞|最優秀ポスター賞 受賞
- ゴヤ賞(スペイン・アカデミー賞) 脚色賞|長編アニメーション映画賞 受賞
▼コメント・映画評
美しく、想像を遥かに超え、そして温かい ――ギレルモ・デル・トロ
今年一番の感動作 ★★★★★ ――EMPIRE MAGAZINE
オープニングからエンディングまで全てが愛おしい ――FILMBOOK
近年最高のアニメーション ★★★★★ ――THE GUARDIAN
ティッシュペーパー9箱分泣いた ――ROLLING STONE
▼スタッフ
- 監督・脚本:パブロ・ベルヘル
- 原作:サラ・バロン
- アニメーション監督:ブノワ・フルーモン
- 編集:フェルナンド・フランコ
- アートディレクター:ホセ・ルイス・アグレダ
- キャラクターデザイン:ダニエル・フェルナンデス
- 音楽:アルフォンソ・デ・ヴィラジョンガ
- 字幕翻訳:長岡理世
- 配給:クロックワークス
2023年|スペイン・フランス|102分|カラー|アメリカンビスタ|5.1ch
▼公式Webサイト
https://klockworx-v.com/robotdreams/
▼公式X(旧Twitter)
https://twitter.com/robotdreamsjp
© 2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL