劇場公開中の長編アニメーション映画『ロボット・ドリームズ』が、公開館数20館からスタートしたにもかかわらず、公開18日間で興行収入が5,000万円を突破した。このヒットを受けて、本作を手掛けたパブロ・ベルヘル監督より、日本のファンに向けたコメントが到着した。

<撮影:朝岡英輔>

⇒写真をもっと見る(全8枚)

 監督からのお礼のメッセージは次のとおりだ。

“親愛なる日本の皆さんへ

『ロボット・ドリームズ』を観てくださり、本当にありがとうございます。

この映画は、もう二度と会うことのできない、大切な人々へのラブレターとして作りました。

今、『ロボット・ドリームズ』は皆さまのものです。

私が感じた想いを、皆さまも同じように感じていただけたら幸いです。

“Do you remember...”

 映画『ロボット・ドリームズ』は、11月8日(金)から日本で劇場公開が始まったが、 11月24日(日)時点で動員32,574名、興行収入50,055,100円を記録している。2週目週末の興行収入は前週比100%を記録し、3週目も85%を維持するなど、ロングランヒットを展開している。

 また、当初20館からスタートした上映館数は、全国のミニシアターやシネマコンプレックスからのリクエストにより、現在65館まで拡大している。この勢いは年末から年始にかけてさらに加速し、日本全国へと広がっていく見込みだ。

 観客からの絶賛の声がSNSや口コミを通じて拡散されており、映画『ロボット・ドリームズ』が届ける温かな物語が、スクリーンを越えて多くの人々の心を揺さぶっている。

 第96回アカデミー賞・長編アニメーション映画賞で宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』と肩を並べた本作の完成度を、ぜひスクリーンで確かめてほしい。

◆映画情報

新宿武蔵野館ほか絶賛公開中

▼今週末~来週末から上映される劇場

11月29日(金)より公開

  • フォーラム仙台(宮城)
  • MOVIX昭島(東京)
  • MOVIXつくば(茨城)
  • 長野ロキシー(長野)
  • ミッドランドシネマ名古屋空港(愛知)
  • MOVIX三好(愛知)
  • 進富座(三重)
  • MOVIX八尾(大阪)
  • MOVIXあまがさき(兵庫)

11月30日(土)より公開

  • シネモンド(石川)

12月6日(金)より公開

  • 札幌シネマフロンティア(北海道)
  • ディノスシネマズ苫小牧(北海道)
  • 小山シネマロブレ(栃木)
  • 静岡シネギャラリー(静岡)
  • シネマサンシャイン沼津(静岡)
  • シネマサンシャイン大和郡山(奈良)
  • シネマサンシャイン下関(山口)
  • シネマサンシャイン北島(徳島)
  • シネマサンシャイン重信(愛媛)

12月7日(土)より公開

  • 川崎市アートセンターアルテリオ映像館(神奈川)
  • 大分シネマ5(大分)
  • 桜坂劇場(沖縄)

▼ストーリー

大都会ニューヨーク。ひとりぼっちのドッグは、孤独感に押しつぶされそうになっていた。
そんな物憂げな夜、ドッグはふと目にしたテレビCMに心を動かされる。

数日後、ドッグの元に届けられた大きな箱――それは友達ロボットだった。
セントラルパーク、エンパイアステートビル、クイーンズボロ橋……
ニューヨークの名所を巡りながら、深い友情を育んでいくドッグとロボット。
ふたりの世界はリズミカルに色づき、輝きを増していく。

しかし、夏の終わり、海水浴を楽しんだ帰りにロボットが錆びて動けなくなり、ビーチも翌夏まで閉鎖されてしまう。

離れ離れになったドッグとロボットは、再会を心待ちにしながら、それぞれの時を過ごす。

やがてまた巡りくる夏。ふたりを待ち受ける結末とは――。

▼受賞

  • 第96回アカデミー賞 長編アニメーション映画賞 ノミネート
  • 第51回アニー賞 長編インディペンデント映画賞 受賞
  • 第76回カンヌ国際映画祭 正式出品
  • ヨーロッパ映画賞 長編アニメーション映画賞受賞
  • アヌシー国際アニメーション映画祭 コントルシャン部門 作品賞受賞
  • シッチェス・カタロニア国際映画祭 観客賞受賞
  • フェロス賞 コメディ映画賞|作曲賞|最優秀ポスター賞 受賞
  • ゴヤ賞(スペイン・アカデミー賞) 脚色賞|長編アニメーション映画賞 受賞

▼コメント・映画評

美しく、想像を遥かに超え、そして温かい ――ギレルモ・デル・トロ

今年一番の感動作 ★★★★★ ――EMPIRE MAGAZINE

オープニングからエンディングまで全てが愛おしい ――FILMBOOK

近年最高のアニメーション ★★★★★ ――THE GUARDIAN

ティッシュペーパー9箱分泣いた ――ROLLING STONE

▼スタッフ

  • 監督・脚本:パブロ・ベルヘル
  • 原作:サラ・バロン
  • アニメーション監督:ブノワ・フルーモン
  • 編集:フェルナンド・フランコ
  • アートディレクター:ホセ・ルイス・アグレダ
  • キャラクターデザイン:ダニエル・フェルナンデス
  • 音楽:アルフォンソ・デ・ヴィラジョンガ
  • 字幕翻訳:長岡理世
  • 配給:クロックワークス

2023年|スペイン・フランス|102分|カラー|アメリカンビスタ|5.1ch

▼公式Webサイト

https://klockworx-v.com/robotdreams/

▼公式X(旧Twitter)

https://twitter.com/robotdreamsjp

 

© 2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL

※タイトルおよび画像の著作権はすべて著作者に帰属します

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

※無断複写・転載を禁止します

※Reproduction is prohibited.

※禁止私自轉載、加工

※무단 전재는 금지입니다.