コスプレイヤーのすみれおじさん(紫花菫)さんが8月2日、総合芸術学校『エンドレス・アカデミー』の特別講座「和装で殺陣」に参加し、浴衣姿で日本舞踊と剣殺陣に挑戦した。
同校は2.5次元舞台『東京リベンジャーズ』や『ブルーロック』シリーズなどを手掛けるOffice ENDLESSがプロデュースしており、今年4月に開校したばかりだ。
役者から舞台スタッフまで現役のプロたちによる実践的指導を特徴としており、研修名目で仕事の斡旋などもサポートする理想的なソリューションを提供する。
同日行われた特別講座は日本舞踊・藤間流勘右衞門派師範の藤間京之助氏と、舞台『桃源暗鬼』『「チェンソーマン」ザ・ステージ』、『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花などに出演し、舞台『地獄楽』ではアクション振付も手がけた船木政秀氏が指導を担当した。
午前の日本舞踊では、振り付けを見ながらの実践形式に、すみれおじさんさんは「ついていくのがやっとだった」と苦笑い。しかし藤間氏のていねいな指導で「教え方が上手くて、意外と踊れた自分に驚いた」と表情が変わった。
さらに興味深い発見があった。「歌舞伎についても教えていただいたんですが『見得を切る』という文化が中国武術と似ていてびっくり」。異なる文化圏で育まれた表現技法に共通点を見つけた瞬間だった。
エンドレス・アカデミー講師で元宝塚歌劇団出身の女優・花奈澪氏との再会もあった。花奈氏とは過去に現場をともにしたこともある仲で「すみおじの浴衣可愛い」と和やかな雰囲気も見られた。
すみれおじさんさんも、
「役者としての動きとモデルとしてのポージングについても勉強させてもらった。特に着物を綺麗に見せる所作はイベントでの動きにも使えそう」
と、満足げな表情を見せた。
午後の殺陣では、木刀の重さに体が振り回される場面も見られた。だが、ウレタン製の剣に持ち替えると中国武術で培った剣回しの技を披露すると、船木氏をはじめ講師陣から驚きの声が上がった。
参加者は一般客や在校生のほか、俳優事務所関係者、ゼロイチファミリア所属タレント・安達まいさんも含め19名が参加した。安達さんはアクション初体験ながら終始笑顔で楽しんでおり、同校の和やかで学びやすい雰囲気を物語っていた。
『エンドレス・アカデミー』では不定期で公開講座も開催されている。今後、2.5次元舞台の技術を目の当たりにできる貴重な場となりそうだ。
◆公式Webサイト&SNS
▼エンドレス・アカデミー公式Webサイト
▼すみれおじさん
- Instagram:https://www.instagram.com/sumire_shinohana/
- X(旧Twitter):https://x.com/sumire_ojisan
※この記事は広告記事ではありません