植物のプロフェッショナルが大麻を生産するクライムサスペンス漫画『東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男』。『月刊コミックゼノン』で連載中のこちらの漫画の第6巻が、4月19日に発売されました。
植物を愛する花屋の主人・千東森生は、毎月の赤字と戦いながらも、ささやかに花屋を経営していました。しかし、妻が配達途中で交通事故を起こしてしまったことで、その生活は一変。
妻の医療費、新しい車の購入費、事故で破損させた物の修理費……。金の蓄えがなかった森生は、同窓会で再会した大学の時の友人・加賀山が以前話していたある仕事を受けることにします。
その仕事とは「大麻の栽培」。始めは加賀山の誘いを断った森生でしたが、家族の生活のため、やむを得ず大麻の栽培に手を染めることに……。
『東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男』の第6巻では、そんな経緯で大麻の生産者となった森生が、渋谷を牛耳る半グレ組織「惡滅餓」に接近。
これまでの経験で培った大麻の専門知識によって、森生は惡滅餓のリーダー・ガオウに気に入られます。
ガオウから土産として渡された「大麻リキッド」によって、森生は市場拡大の可能性を見出すのでした。
『東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男』は、LINEマンガのヒューマンカテゴリで第1位にランクインしたこともある注目のサスペンス漫画。アングラ系が好きは、第1巻から目を通して裏の世界の事情をのぞいてみると良いかもしれません。
〈文/伊藤悠〉
▼第1話「金の生る草」はこちらから読めます
https://comic-zenon.com/episode/3269754496725138488
◆書籍情報
- 書籍名:『東京カンナビス特区 大麻 王と呼ばれた男』第6巻
- 著者:稲井雄人
- 価格:737円(税込)
- 出版社:コアミックス