今冬、『異世界かるてっと』の2期が始まりました。本作は、アニメ化された人気のライトノベル作品、『幼女戦記』、『オーバーロード』、『この素晴らしい世界に祝福を!』、『Re:ゼロから始める異世界生活』のキャラクターをデフォルメし、ひとつの世界にそれぞれのキャラクターを集めた、いわゆるクロスオーバー作品です。
▲画像引用元:http://isekai-quartet.com/ より引用掲載 ©異世界かるてっと2/KADOKAWA
2期にあたる『異世界かるてっと2』では、『盾の勇者の成り上がり』も加わりさらに内容が盛り上がったアニメになっています。
異種アニメともいえる作品ですが、2期が放送されていることからも分かるように好評です。SNSでは放送終了後、「ワケがわからない……。けど面白い!」といったように大絶賛されています。
そこで今回は、『異世界かるてっと』が面白い理由を考察してみました。
斬新な発想の異種アニメ、いわゆる公式が最大手
人気作品が一堂に会したクロスオーバー作品『異世界かるてっと』は、斬新過ぎてまるで同人のようです。
各作品が好きな人は、「〇作品のキャラと、×作品のキャラが同じ世界にいたらどうなるんだろう」という妄想を形にしています。
▲画像引用元:http://isekai-quartet.com/story/ より引用掲載 ©異世界かるてっと2/KADOKAWA
各アニメの世界がもし交わったらというネタは同人ではよく見かけますが、それをプロが作っているからこそ当然ながらストーリーも作画もよく面白いのでしょう。
同人界隈で言われる「公式が最大手」という言葉がピッタリです。
アニメ制作会社の努力
▲画像引用元:http://isekai-quartet.com/story/ より引用掲載 ©異世界かるてっと2/KADOKAWA
登場するキャラクター像は、当然ながら原作で設定が決まっています。それを熟知して、各キャラクターが言いそう・やりそうな言動が見事に『異世界かるてっと』には反映されています! このことから各作品を熟知して作っていることが分かります。
これは、本作を制作している「スタジオぷYUKAI」のスタッフさんの努力のたまものでしょう!
また、本作はくすりと笑ってしまうギャグが満載。スタッフさんのセンスが輝いています!
15分枠というちょうどいい放送時間
▲画像引用元:http://isekai-quartet.com/story/ より引用掲載 ©異世界かるてっと2/KADOKAWA
放送時間の長さも、『異世界かるてっと』の面白さを引き立たせる重要なポイントと思われます。
本作は実際に内容も面白いですが、一般的なアニメのように30分枠もあるとつまらなくなりそうです。
独特の世界観でテンポよく繰り広げられるギャグが、15分という短い放送時間だからこそ活きているのではないでしょうか。
――以上が筆者が考察した『異世界かるてっと』が面白い3つの理由です。皆さんはどう思いますか? 他にも本作の面白さを引き立たせる要素はたくさんあるかと思います。もし、他にも『異世界かるてっと』の面白さを引き立たせる理由を発見したらぜひ、教えてください!
(Edit&Text/佐東未帆)
TVアニメ「異世界かるてっと2」オフィシャルサイト
©異世界かるてっと2/KADOKAWA