印鑑通販専門店として人気を集める『痛印堂』(運営:TOSYO株式会社)のオープン10周年を記念した展示会『痛印堂10th Anniversary exhibition 〜この素晴らしい痛印たちに喝采を!〜』が、6月22〜25日の4日にわたって、銀座アポロ昭和館 YOHAKUで行われた(6月22日、23日はビジネスデー)。
『痛印堂』は『この素晴らしい世界に爆焔を!』や『シティーハンター』『初音ミク』『スパイ教室』といった人気アニメ・漫画などのキャラクター印鑑を生み出し、2012年6月にオープンしてから現在にいたるまで、多くのファンを獲得し続けている。
2011年の冬に、TOSYOの代表取締役社長の中川貴文氏が、4畳半の自宅で生まれたアイデアが『痛印堂』の原点だという。
展示会では、6月16日から販売が始まった『この素晴らしい世界に爆焔を!』の印鑑や、『シティーハンター』の冴羽獠の愛銃「コルト・パイソン357」の薬莢をイメージしてデザインされた印鑑などがずらっと並び、ブランドの10年の歴史がよく伝わってきた。
<痛印堂公式特別企画『この素晴らしい世界に爆焔を!』『この素晴らしい世界に祝福を!』>
<『シティーハンター』至高の痛印>
広報担当の小川翔平氏は、『痛印堂』が10周年を迎えたことについて、
「『痛印堂』が10周年を迎えて大変うれしく思っています。10年の間『痛印堂』を続けてこられたのは、アニメ・ゲームファン、痛印を楽しんで、支えてくださるたくさんの方々のおかげだと思っておりますので、改めて感謝申し上げます。ありがとうございます」
感謝の気持ちを言葉にしていた。
また同氏に、このたび行われたイベントの反響についてうかがってみると、
「大変ありがたいことに、痛印を知ってくださっている方も、『痛印を初めて見ました』という方もご来場くださいました。
『まどかの痛印、全部買いました!』や『MEIKOの痛印持っています』と、スタッフと楽しそうにお話されている場面や、『タイバニ2』の痛印のレポートしてくださっている方、写真を撮ってくださっている方など、たくさんの方にご来場いただきまして、本当にみなさんに支えてもらっているなと改めて感じております」
嬉しそうな表情で語っていた。そして小川氏は、
「普段はWebサイトが中心となっておりますので、今回のような展示会を含め、実物をご覧いただける機会を増やしていきたいと考えております」
『痛印堂』の今後の展望を話し、
「また、おかげさまで海外の方からのお問い合わせなども大変多くいただいておりますので、海外への展開というのも視野に、日本の伝統工芸品(ハンコ)と現代文化(アニメ・ゲーム)の融合をこれからも発信していきたいと思っております」
最後に海外へのブランド展開を視野に入れていることを、意気揚々に語った。
〈取材・文・撮影/水野ウバ高輝〉
◆イベント情報
▼イベント名
痛印堂10th Anniversary exhibition~この素晴らしい痛印たちに喝采を!~
▼会期
6月22〜25日
▼会場
銀座アポロ昭和館 YOHAKU
▼内容
企業紹介/痛印等商品展示/スタンプラリー
▼展示作品(予定)
- 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』
- 巫女服姿の暁美ほむらフィギュア&痛印堂特製チタン痛印
- 『魔法少女まどか☆マギカ』放送開始10周年記念 ソウルジェム痛印
- 『初音ミク-ピアプロキャラクターズ-』痛印
- 『TIGER & BUNNY 2』痛印
- 『アイドルマスター シンデレラガールズ』痛印
- 『シティーハンター』至高の痛印
- 『この素晴らしい世界に爆焔を!』痛印(新作)
- 『この素晴らしい世界に祝福を!』痛印(新作)
ほか
▼展示会特設ページ
https://www.itaindou.com/itaindou-10th
《水野ウバ高輝》
Web/雑誌編集者・ライター、ロックバンド・RunKillYouの元ギタリスト。メンズファッション雑誌『411(フォー・ダブワン)』編集部(外部編集者)を経て、『週刊SPA!』のWeb版『日刊SPA!』など複数のメディアにライターとして記事を寄稿。中島らも、西原理恵子、大森靖子、戸川純に傾倒し、暗黒の20代を過ごす。共著に『超解読 ジョジョリオン 杜王町の奇妙な考察』(出版社:三才ブックス)がある。