「日本オタク大賞2023」が来年1月20日(土)、新宿ロフトプラスワンで行われる。

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 日本オタク大賞は、23年目を迎えるオタク業界の老舗トークイベント。

 前回までの3年間は、コロナ対策のため配信メインだったが、今回は満を持してリアルで行われることとなった。場所も、4年前と同じ新宿ロフトプラスワンに復帰する。

 アニメ、ゲーム、マンガ、出版、映画、ネット、特撮に至るまで、この一年のオタク業界で話題となった、さまざまな作品やクリエイター、事象などを雑誌やWebで活躍中の作家やライターが軽妙なトークで振り返りつつ、審査員の独断と偏見によって、賞が決定される。

 前回の「日本オタク大賞2022」では、アニメ『ポケットモンスター』から「サトシ卒業」が大賞を受賞した。

 2023年は、『君たちはどう生きるか』『シン・仮面ライダー』『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・キングダム』『推しの子』『葬送のフリーレン』『アリスとテレスのまぼろし工場』『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』『窓ぎわのトットちゃん』など、話題作・傑作が多かった。

 公式サイトでは、入場前売り券と配信視聴チケットが販売中だ。審査員たちが「オタク大賞」として選ぶのは一体どの作品なのか、その目で確かめてほしい。

◆イベント情報

  • イベント名:日本オタク大賞2023
  • 開催日:2024年1月20日(土)
  • 会場:新宿ロフトプラスワン
  • 時間:開場:18時、開演18時30分、終了予定22時30分
  • 入場料:前売2,000円・当日2,500円(要1オーダー)
  • 配信チケット:2,000円
  • 制作:有限会社グラナーテ

▼日本オタク大賞公式サイト

https://granaten.co.jp/otaku/ 

≪出演者≫

▼ガイガン山崎(がいがんやまざき)

1984年7月9日、東京都生まれ。

最も得意とする特撮ジャンルを中心に、雑誌や映像ソフトのブックレットなどのライティングを手掛ける“暴力系エンタメ”専門ライター。暴力系エンタメとは、劇中で発生したトラブルの一切を功夫、銃撃、爆撃、巨大ロボ、怪獣といった暴力的な手段で解決する作品群を指す。

2018年春より怪獣造形集団「我が家工房」の主宰も務める。

▼志田英邦(しだひでくに)

エディター、ライター、Sashimiという謎の組織の一員(個人事務所)。放送作家、シナリオライターから仕事をはじめ、ゲーム雑誌のライター、ゲーム開発に参加。現在はいろいろな雑誌やウェブ媒体に原稿を書く人です。

主な寄稿先はアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』(KADOKAWA)、ファッション誌『smart』(宝島社)など。

▼東海村原八(とうかいむらげんぱち)

1968生まれ。職業:模型製作

模型雑誌の掲載作例(この頃のペンネームが『若島あさひ』)から造形イベントの原型製作等を経て、 専業モデラー、原型師として’97年頃からフリーランスとして独立。

▼奈良崎コロスケ(ならさきころすけ)

漫画・映画・博奕の3本だてライター。

2005年より年度版化した『このマンガがすごい!』(宝島社)の立ち上げメンバー。50歳で漫画家デビュー。夕刊フジzakzakで3年間連載した『音楽とおじさん』を2023年に電子書籍化。

▼藤田直哉(ふじたなおや)

1983年札幌生まれ、文芸評論 博士(学術)日本映画大学准教授。

単著『新世紀ゾンビ論』『虚構内存在』『シン・ゴジラ論』『娯楽としての炎上』『攻殻機動隊論』『新海誠論』『ゲームが教える世界の論点』、編著『3・11の未来』『東日本大震災後文学論』『地域アート』『ららほら』など。

▼前田久(まえだひさし)

1982年2月15日生。愛知県出身。アニメライター。

通称「前Q」。主な寄稿先に『月刊ニュータイプ』(KADOKAWA)、『Febri』(一迅社)、『リスアニ!』(エムオン・エンタテインメント)。

作品サイト、パッケージ付属ブックレットなどの仕事も多数。単著に『オトナアニメCOLLECTION あかほりさとる全書〜“外道”が歩んだメディアミックスの25年〜』(オトナアニメ編集部との共著)。

▼司会:宮昌太朗(みやしょうたろう)

1972年生まれ、石川県出身。ライター。

大学在学中よりライター、編集者として活動を開始。雑誌編集部勤務、UNDERSELL ltd.を経て、現在はフリーで活動中。著書に『幼年期が終わった後に テレビゲーム評論集2001-2012』『田尻智 ポケモンを創った男』『マンガ好きのためのマンガ家インタビュー集』など。

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