◆日車が「宿儺の過去」を明かす?ジャッジマンを通して宿儺の過去を語るのか
虎杖と日車が宿儺を死刑にできるのか注目が集まる一方で、日車には別の役割も期待されています。それは現在まで謎に包まれている宿儺の過去を明かすことです。
虎杖と日車が戦った際に、ジャッジマンは「領域内の者の全てを知っている」と説明されていました。
このことから、ジャッジマンは領域内に引きずり込んだ宿儺の過去や術式を知っているハズ。ジャッジマンが所有している情報はすべて日車に共有されるわけではありませんが、ジャッジマンが提出する証拠は開封前から日車に共有されます。
再審請求した場合、証拠が前回と異なるのか明らかになっていませんが、もし違うのならば、まだ明らかになっていない宿儺の過去が日車に共有されるかもしれません。その場合、どのような過去が語られるのでしょうか。
考えられるのは、生前の宿儺の立ち位置です。生前の宿儺は「怪物」と恐れられながらも新嘗祭に招かれ、五穀豊穣を祈願されていました。
このことから生前の宿儺が人間でありながらも祈りの対象となる特別な存在だったことがうかがえます。
もしかしたら、生前の彼はある程度の殺人を許される存在だったのかもしれません。そのことが今回の法廷バトルで語られれば、宿儺を死刑にすることは難しく、虎杖たちは劣勢に追いやられる可能性があるでしょう。
──虎杖&日車vs.宿儺の戦いは法廷バトルという意外な形で繰り広げられることとなり、虎杖たちが宿儺を死刑にできるのか、ファンの間で考察されています。
第244話の最後のコマで描かれた宿儺の不適な笑みに何が隠されているのか、裁判の行方に注目が集まります。
〈文/林星来 @seira_hayashi〉
フリーライターとして活動中。子供の頃から培ってきたアニメ知識を活かして、話題のアニメを中心に執筆。アニメ以外のジャンルでは、葬儀・遺品整理・金融・恋愛などの記事もさまざまなメディアで執筆しています。