<この記事にはTVアニメ、原作漫画『呪術廻戦』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
七海、釘崎とキーキャラクターが次々と脱落していく中で迎えた、TVアニメ『呪術廻戦』の第44話「理非-参-」ではついに東堂葵が渋谷に到着。戦意を喪失した虎杖を鼓舞するだけでなく、エピソードの最後にはついに初めて“黒閃”を繰り出す様子が描かれました。
この東堂の黒閃のシーンではサブリミナル的に不思議な映像が紛れ込んでいるのに、気づいた人も多いでしょう。あのシーンでは一体何が描かれていたのでしょうか?
◆特殊すぎる東堂の黒閃演出! 実はアニメオリジナル?
問題のシーンは虎杖が戦線復帰した後に登場します。
虎杖とタッグを組み、真人を追い詰めて虎杖が黒閃を繰り出し、その中で自らが遅れを取っていると感じた東堂がついに自身も黒閃を繰り出すことに成功するという熱いシーンとなっていました。
宇宙のような空間で鮮やかな光を放ちながら両腕を広げる東堂──。そしてその空間には虎杖の姿。そしていくつもの情景がめまぐるしいスピードで流れていき、“たんたかたーん”という女性の声がしたかと思ったそのとき、ついに東堂の黒閃が真人に炸裂します。
残念ながら魂に響かないせいで真人にはあまりダメージが効いていないようでしたが、これを機に3人が120%の潜在能力を引き出すことになりました。
実はこの東堂の黒閃の演出は、原作漫画では登場していなかったTVアニメオリジナルのもの。原作漫画では東堂が自問自答するだけだった瞬間を、映像作品らしくビジュアルで東堂の脳裏を表現していました。