◆七海の最期のシーンにもアニオリ演出が!
<画像引用元:https://jujutsukaisen.jp/episodes/42.phpより ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会>
アニメオリジナルの演出が加えられていたのは、戦闘シーンだけではありません。七海の最期のシーンにもアニオリ演出が盛り込まれていました。
七海は漏瑚の炎で半身が焼かれてボロボロになりながらも駅構内をさまよい、たくさんの呪霊に遭遇します。
彼は「マレーシア……クアンタンがいい」と、おそらく呪術師を辞めた後のことを夢想しながら、呪霊を祓い続けました。
そして最後の呪霊を仕留めたあと、真人が登場して彼に触れます。彼はかつて任務で命を落とした同級生の灰原の姿を見たあと、虎杖に「後は頼みます」と言葉を残し、真人の術式によって無残にも上半身を吹き飛ばされて最期を迎えました。
原作のこのシーンは七海がマレーシアを夢想した際、海が描かれていただけで、そこに彼の姿は描かれていませんでした。しかし、アニメでは海で戯れて楽しそうに過ごす彼の姿が描かれており、鬼気迫る表情で呪霊を祓う現実の姿との対比に「つらすぎる……」と胸を痛めるファンが続出。
さらに、彼が灰原と対面するシーンでは、原作は灰原が背を向けていたのに対し、アニメでは灰原が正面から描かれています。
そのため、原作では分からなかった灰原の表情がうかがえ、彼は笑顔を浮かべながらも真剣な眼差しをしていたことが分かりました。
七海はそんな灰原を見て、虎杖に呪いの言葉を託すのをためらう表情を見せます。しかし、その後に顔を綻ばせ虎杖に呪いの言葉を託して最期を迎えました。