TVアニメ『呪術廻戦』の2期にあたる『呪術廻戦 懐玉・玉折』の放送がはじまりましたが、驚いたことになんの説明もなく“過去編”が描かれています。

 しかも1期の主人公・虎杖悠仁ではなく、その虎杖の先生である五条悟の学生時代を描いています。

 新シリーズがはじまったというのに虎杖の出番は今のところまったくありません。いったい何が起きているのでしょうか。

◆原作漫画でも急に語られていた『懐玉・玉折』

 TVアニメシリーズを新たに放送するタイミングなのでちょうど良いといったところなのか、1期で描かれた内容には一切言及されず『呪術廻戦 懐玉・玉折』では学生時代の五条悟らの物語がいきなり始まりました。もはや主人公の交代状態です。

 実はこの状態は原作漫画でも同じことが発生していました。

 それまでずっと虎杖たちの物語が描かれていたはずが、ある週から突如舞台となる時代が過去になり、五条たちの過去編がスタート。予告なく3ヵ月近く主人公が不在の状態が続くという事態となりました。

 ある意味、今回の2期で見せた突然の変質ぶりも原作再現と言って良いかもしれません。

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