ちょっとエッチなファンタジー作品『俺だけ入れる隠しダンジョン』(以下、隠しダンジョン)が、2021年冬アニメとしてスタートし、昨晩第2話が放送されました。

僕だけ入れる隠しダンジョン かわいい 画像<画像引用元:https://kakushidungeon-anime.jp/story/index.html より引用掲載 ©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会>

 本作は『小説家になろう』原作のアニメで、ファンタジー世界を舞台にした主人公の俺TUEEE物語が描かれています。しかし、ただの俺TUEEE物語ではありません。他の作品との違いは、ヒロインたちとのイチャイチャが濃密に描かれているところ!

 それはもう、濃密なキスシーンから、耳舐めプレイまで様々なイチャイチャが描かれています。また、そういった展開に加えられるギャグ要素も魅力の一つ。

 今回は、そんなエッチで笑える『隠しダンジョン』の内容や、魅力、楽しみ方について語っていきます。

◆「性欲」「食欲」「物欲」で最強になる!? 『俺だけ入れる隠しダンジョン』とは?

僕だけ入れる隠しダンジョン かわいい 画像02<画像引用元:https://kakushidungeon-anime.jp/story/index.html より引用掲載 ©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会>

 本作は、“俺だけが入れる隠しダンジョン”を見つけた主人公が、そこで手に入れた最強のスキルを使い、ファンタジー世界を面白おかしく生きる物語。かなりギャグより作品で、笑い所やツッコミ所がたくさんある点などが魅力となっています。

 そんな主人公がダンジョンで手に入れた最強スキルは「創作」「付与」「編集」3つ。

・「創作」は、頭に思い描いたスキルを実際に作れるスキル

・「付与」は、創作したスキルを人や物にくっつけるスキル

・「編集」は、自分や他人のスキルを書き換えるスキル

……。

 「えっ!? それってできないことあるの?」と思ってしまうほど最強のスキルですよね。しかし、これらを無制限に使えるわけではありません。重要なのが、LPなるポイント。スキルを使うには規模によってLPを使う必要があるようで、このLPを貯める手段が本作のミソとなっています。

 「これほどスキルを使うんだ、どんな大変なことしなければならないのか?」と思うでしょう。ですが、なんと貯めるのに必要な手段は「性欲」「食欲」「物欲」を満たすだけ。魅力的な異性と触れ合い、美味や珍味を口にし、ガンガン儲けてジャンジャン使う!! これがLPを増やすコツ。

 「なんてイージーな設定なんだ」と大勢の方が思っているのではないでしょうか。実際このレベルのスキルをこの代償で発動させる主人公はなかなかいませんよね。

 本作はそんな最強のスキルを使い、あらゆる人に認めてもらい、美少女たちに囲まれるという、男の夢を叶える……まさに、妄想を爆破させた作品と言えます。

 『隠しダンジョン』はギャグありボケあり、魅力的なヒロインあり、ヒロインたちとのイチャイチャやエッチなシーンもある、気軽に観るのに最適な作品となっています。あなたもそんな夢の世界に浸ってみてはいかがですか?

◆1話から性欲フルスロットル!! 朴念仁主人公が織りなすお色気シーンに注目

僕だけ入れる隠しダンジョン キスシーン 画像02<画像引用元:https://kakushidungeon-anime.jp/story/index.html より引用掲載 ©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会>

 『隠しダンジョン』のヤバい(褒め言葉)ところは、第1話から濃厚なキスシーンが描かれているところ。それも、恋人同士がキスをするのではなく、幼馴染(ヒロイン)とのキス。それをなんの抵抗もなく受け入れる幼馴染も幼馴染ですが、キスを受け入れる幼馴染の気持ちに全く気づいていない主人公も相当の朴念仁ですよね。

 しかも、それらのキスシーンは1話だけにとどまりません。今後も朝の挨拶と称し、付き合ってもいないヒロインと主人公はキスを続けます。それはもう、人のいないところでチュッチュ。人がいようとチュッチュ。モンスターがそばにいようとチュッチュ。どこでもやりたい放題です。

 本作では、その度に恥ずかしげにとろけるヒロインの顔を拝めることが魅力ともなっています。キスでとろけた顔する女の子が好きな方には、うってつけの作品と言えるでしょう。

 そもそも、「なんでキスしているんだ?」という点ですが、実は主人公には最初に紹介した最強スキル「創作」「付与」「編集」以外にも、元々持っていたレアスキルがあります。それが、大賢者。能力は「世界のあらゆることを教えてくれる」という最強のスキルに引けを取らないほど万能なもの。しかし、代償として死んだほうがマシなレベルの頭痛に苛まれてしまいます。それを回避するのが「キス」。

 「なんでキスをすることで代償がなくなるの?」なんて無粋な疑問も上がるでしょうが、一旦置いておいてください。キスで頭痛がなくなるのです。主人公にはキスが必要。それだけでいいのです……。

 そして、主人公は主人公で、キスで代償がなくなるのを良いことに、いろんなヒロインたちとチュッチュキスをしていきます。さらに、最強のスキル使うLPを貯めるため、様々なエッチなことも……。

僕だけ入れる隠しダンジョン エロい 画像<画像引用元:https://kakushidungeon-anime.jp/story/index.html より引用掲載 ©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会>

 ある時は受付嬢にスカートをたくし上げさせ、ある時は年上の女性に馬乗りになってもらいます。本作では、そんな性癖が歪んでしまうような、エッチなシーンが多数登場。『隠しダンジョン』では、そういったお色気シーンに大注目です。

◆バカ過ぎる展開が最高に笑える!ツッコミ役不在であるこの作品の楽しみ方

  本作は、スキルのお陰で主人公の周りにエッチな展開が絶えません。そういったお色気展開のみを楽しみにして『隠しダンジョン』を観るのもいいのですが、ギャグ展開も面白いのが揃っています。

 『隠しダンジョン』のギャグ展開の特徴は、ツッコミ役がいないこと。基本、ギャグ作品には、視聴者と同じような価値観を持ったツッコミ役が存在しますよね。そういったツッコミ役が、主人公の行き過ぎた行動やおかしな倫理観にツッコミを入れ笑いを取るのですが、本作はツッコミ役が不在。そのため、走り出したギャグが止まりません。どう考えてもおかしなおバカ展開がどんどん加速していきます。

僕だけ入れる隠しダンジョン エロい 画像02<画像引用元:https://kakushidungeon-anime.jp/story/index.html より引用掲載 ©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会>

 そのことを説明する具体的な例としてキス記念日があげられます。キス記念日という名前だけなら「初めてキスをした日」とも考えられるのですが『隠しダンジョン』で使われるキス記念日が、そんなありふれた言葉であるはずがありません。

 ここで使われているキス記念日とは「日頃、お世話になっている人々にキスで感謝を伝えようという日」のこと。主人公は今まで関わってきたヒロインたちからキスされまくるという、本当におかしな記念日になっています。もちろんキスとは、ほっぺにするキスではありません。お口にする濃厚なキスのこと。

 ツッコミ不在だからこそ、まかり通っている世界観ですよね。もう、『隠しダンジョン』にツッコミを入れることができるのは視聴者しかいません。むしろ視聴者のツッコミ待ちとしか思えないような展開が数多くあります。本作は、視聴者が一つ一つツッコミを入れていく、そういった楽しみ方ができる作品と言えるのではないでしょうか。楽しみ方の一つとして考えてみてください。

 

 ――『俺だけ入れる隠しダンジョン』は、ヒロインたちとのムフフなシーンを楽しむ、ちょっと倫理観の壊れた主人公にツッコミを入れる、見下されていた主人公が下剋上していく様子に爽快感を得るなどの楽しみ方ができる作品となっています。

 興味がある方は、一度観てみてはいかがでしょうか。1話から濃厚なキスシーンを観ることができますよ!

〈Edit&Text/天乃ひる〉


TVアニメ「俺だけ入れる隠しダンジョン」公式サイト

©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

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