『からくりサーカス』は、人間と人形達の壮大な戦いを描く、熱血機巧活劇アクションファンタジーアニメです。
このアニメの見どころの一つは、敵味方関係なく魅力的なキャラクターが多く、名シーンや名言が詰まっている点だと思います。私なんて毎週のように号泣してますよ。
今回は、私の心に突き刺さった『からくりサーカス』の名言を紹介しちゃいます。勇気をくれたり、愛をくれる素晴らしい名言ばかりですよ〜!
「大人しくカッコつけて諦めんな! 足掻いて足掻いて駄目だったら、そん時はニッコリ笑うしかねえけどよ!」第1話より
ゾナハ病という難病を患いながらも人形に戦いを挑んだ鳴海ですが、人形の圧倒的な力により追い詰められてしまいます。 その際、「僕一人で死ねばよかった」と泣きながら謝った勝に対し、鳴海が勝の頬を殴りつけて言った言葉です。 勝が助けを求めたのは間違いでなかったんだよという想いが伝わってきて痺れました。
「自分の命が惜しくねぇヤツには命の重さなんぞ分かるはずがねぇ!」第3話より
からくり屋敷で、巨大な落とし穴に引っ掛かったしろがね。しろがねは鳴海に手を離すよう言いますが……もちろん鳴海がそんなことするハズありませんよねー。その時、鳴海が叫んだ言葉です。
他人の命も自分の命も大切ですよ!
「何かあったら心で考えろ、今はどうするべきかってな。 そうして笑うべきだと分かった時は泣くべきじゃないぜ」第4話より
遺産を狙っていたおじさんの屋敷から逃れることができた勝と鳴海でしたが、爆発した屋敷の崩壊に巻き込まれてしまいます。その時、勝を守りながら掛けた言葉がコレ。どんなピンチでも諦めなければきっと生き残ることができるという強いメッセージが込められていることが分かります。
この後、鳴海は腕だけを残して姿を消してしまいますが、勝はこの言葉を一生忘れないでしょうね。
「誰かのためを思わない道に、何の光が射すというのだ」第9話より
人のために自らを犠牲にするフランシーヌに出会った白銀が、自らの歩んできた道に対して疑問を抱き始めた時の言葉です。
どんなにすごい発明や機械を作っても、誰かのためを思っていなければ、いつか誰かを傷つけるのかもしれませんね。
「思い残すことはない。 私は本物の人生を生きた…」第10話より
ゾナハ病に侵された師父リャン・チャンフォンが、“生命の水”を拒否した際に言った言葉です。生命の水を飲めば病気は治り生き続けることができるのですが、師父はそれよりも自然の理にかなう本物の人生を生きることを決めたのです。そして師父は、用意していたダイナマイトで生命の水が湧き出る泉を吹き飛ばし、亡くなりました。
人生の哲学というか、自分の生き様は自分で決めるってスタイルが格好いいですよね。
――『からくりサーカス』はまだまだ名言がたくさんあります! 自分の心に残る言葉を探しながら観るのも楽しいかもしれませんね!
登場人物も多く、ストーリーが壮大過ぎてについていけないという人は、ぜひ原作も読んで欲しいです。100回くらい泣けるし、きっと人生のバイブルとなる名言に出会えますよ〜!
(Edit&Text/魔法使い鳥々エリー)