TVアニメ放送40周年を記念して、新シリーズの制作が決まった『キン肉マン』ですが、アイドル超人とも呼ばれる正義超人が、意外にも卑怯な手を使って試合に勝利してきたことはあまり知られていないでしょう。
正義超人という名前に反して、彼らは作中でどのような不正をして、敵チームに勝ってきたのでしょうか?
◆反則ギリギリ?テリーマンとロビンマスクがまさかの参戦──「マリポーサ戦」
「キン肉星王位争奪編」のマリポーサ戦では、メンバー表に名前のないテリーマンとロビンマスクがミートのピンチを救うという反則ギリギリの行動に出ました。
5試合目でミートが負けた時点でキン肉マンチームの敗北が決まるはずでしたが、遅れてやってきたテリーマンとロビンマスクが割って入って敗北寸前のミートを助けます。
彼らはそのまま参戦しようとしますが、これには王位争奪戦を取り仕切る審判委員会から、メンバー表にない超人は出場できないと待ったがかかりました。
しかし、キン肉マンは、事前にメンバー表にテリーマンとロビンマスクの名前を特殊な方法で書いており、メンバー表を開いた瞬間、照明の熱で2人の名前があぶり出されるように仕組んでおいたのです。
そして、この反則ギリギリの方法で2人の参戦は認められました。