映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』から、本編映像が初めて公開された。
11月17日(金)より全国の劇場で公開された本作は、11月19日(日)までの累計3日間で、動員111,501人、興行収入160,106,620円をあげ、国内映画動員ランキング(興行通信社調べ)で第2位を獲得した。
この度公開された本編シーンは、勤め先の帝国血液銀行からの密命を帯びた水木が、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族の当主・時貞の弔問に伺うために、恐怖の舞台となる哭倉村(なぐらむら)へと向かうSL列車の中で、鬼太郎の父と初対面するこの物語の始まりとも言える重要な場面だ。
龍賀一族が経営する龍賀製薬は、日清戦争、日露戦争で名を上げ、太平洋戦争で大きく業績を伸ばした企業だ。その一族の当主交代をきっかけに龍賀製薬の社長・克典に取り入って、「捨てられる前にのし上がる!」と自らの出世を目論んでいる水木。すると、突然車内の電灯が消え、窓ガラス越しに鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)が現れ、「お主、死相が出ておるぞ……」、「この先地獄が待っておる……」と、水木に向けて意味深な恐ろしい忠告をする。その怪しく不気味な姿に驚く水木だったが、続けて奇妙な体験をする。2人の目線が合った瞬間、水木が我に返ると鬼太郎の父は忽然と消えてしまっていた……。
鬼太郎の父が予言するように、このあと呪われた村で起こる怪奇の連鎖に、水木はどのように巻き込まれていくのか?
SNS上には、「全くもって題名に偽りなし。」、「作画は凄いし原作リスペクトなストーリー、昭和ミステリーホラーで面白かったです!!」、「色々感動してめっちゃ泣いたし怖さも満点」といったコメントが見られる。
「横溝的ホラーミステリー、水木作品のオマージュ、ダークで大人向けの傑作」と、大人向け本格ホラーテイストとその独特の世界観に、惹きこまれた鑑賞者も多いようだ。
さらに、「エンドロールとその後のラストシーンも目が離せません」、「最後10分ボロボロ泣いた」、「鬼太郎誕生は純愛すぎてもうどうしようもなくなる....」と、ラストシーンからエンドロールまで見逃せない、怖いだけではない“鬼太郎誕生”に繋がる展開が待っている模様だ。
ぜひ劇場の大スクリーンで、“地獄”の顛末を見届けてほしい。
◆作品情報
▼タイトル
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
▼ストーリー
廃墟となっているかつての哭倉村に足を踏み入れた鬼太郎と目玉おやじ。
目玉おやじは、70年前にこの村で起こった出来事を想い出していた。
あの男との出会い、そして二人が立ち向かった運命について…
昭和31年―日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族によって支配されていた哭倉村。
帝国血液銀行に勤める水木は当主・時貞の死の弔いを建前に野心と密命を背負い、また鬼太郎の父は妻を探すために、それぞれ村へと足を踏み入れた。
龍賀一族では、時貞の跡継ぎについて醜い争いが始まっていた。
そんな中、村の神社にて一族の一人が惨殺される。
それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。
鬼太郎の父たちの出会いと運命、圧倒的絶望の中で二人が見たものはー
▼原作
水木しげる
▼キャスト
関俊彦 木内秀信 種﨑敦美 小林由美子 白鳥哲 飛田展男 中井和哉 沢海陽子 山路和弘
皆口裕子 釘宮理恵 石田彰 古川登志夫 / 沢城みゆき 庄司宇芽香 松風雅也 / 野沢雅子
▼スタッフ
- 監督:古賀豪
- 脚本:吉野弘幸
- 音楽:川井憲次
- キャラクターデザイン:谷田部透湖
- 美術監督:市岡茉衣
- 色彩設計:横山さよ子
- 撮影監督:石山智之
- 製作担当:澤守洸 堀越圭文
▼配給
東映
▼制作
東映アニメーション
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▼公式Webサイト
▼公式X(旧Twitter)(@kitaroanime50th)
https://twitter.com/kitaroanime50th
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会