◆制作陣は大人気作品『SAO』などに参加した猛者が集結！
そして、『リコリス・リコイル』の抜け目がないのが制作陣がこれまた手堅い布陣となっている点にあります。
アニメーション制作をメインで務めるのは『ソードアート・オンライン』シリーズや『かぐや様は告らせたい？』シリーズでおなじみのA-1Pictures。そして監督・シリーズ構成を、まさにそんな『ソードアート・オンライン』シリーズで作画監督など多くの役職で参加していた足立慎吾さんが務めています。足立さんにとっては、今作がTVアニメ初監督作品だというのだから驚きです。
ストーリーは、原案にライトノベル『ベン・トー』などを手がけた小説家のアサウラさん、キャラクターデザインには、漫画『この美術部には問題がある！』などを手がけたいみぎむるさんといった方々を起用し、さらに銃器デザインにはメカニックデザイナーとして著名な寺岡賢司さんを起用するなど、細部に到るまで徹底さがみられる制作布陣となっています。
「リコリス・リコイル」https://t.co/PaOkUo9X35
「Engage Kiss」 https://t.co/sMKHd0DhyT
2022年07月03日放送開始2作品に銃器デザインにて参加しております。どちらも異なる、おもしろいお話！お楽しみください
#リコリコ #エンゲージキス pic.twitter.com/HGWurTh8is— 寺岡賢司 (@kanatoko28) July 2, 2022
パッと見でもアニメーションの見た目がリッチに見えると思うのですが、然るべくして顕現したTVアニメだということがこういった部分からもよく分かります。
──そんな豪華な布陣で描かれる人気アニメ『リコリス・リコイル』も大詰め。グイグイ引き込まれた結果、視聴者の皆さんもすっかりたきなと同じく喫茶リコリコが愛おしい場所になっているのではないでしょうか。まんまと乗せられているとわかっていても気になる千束の行く末を、しっかりたきなとともに見届けていきましょう。
〈文/ネジムラ89〉
《ネジムラ89》
アニメ映画ライター。FILMAGA、めるも、リアルサウンド映画部、映画ひとっとび、ムービーナーズなど現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。缶バッチ専門販売ネットショップ・カンバーバッチの運営やnoteでは『読むと“アニメ映画”知識が結構増えるラブレター』を配信中です。Twitter⇒@nejimakikoibumi
アニメ映画ライター。『FILMAGA』、『めるも』、『リアルサウンド映画部』、『映画ひとっとび』、『ムービーナーズ』など現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。映画『ミューン 月の守護者の伝説』や映画『ユニコーン・ウォーズ』のパンフレットにライナーノーツを寄稿するなどその活動は多岐にわたる。noteでは『アニメ映画ラブレターマガジン』を配信中。
