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 今年、スタジオポノックの初の長編アニメ映画『メアリと魔女の花』が公開されるということで、映画館にスタンディー(PR様の置物)が置かれ始めました。

メアリと魔女の花

画像引用元:メアリと魔女の花 [DVD]販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

 スタジオポノックと言われても聞きなれない人も多いと思いますが、その実、スタジオジブリでプロデューサーを務めた西村義明さんと、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』を手掛けた米林宏昌監督が立ち上げた、完全にスタジオジブリの血筋からなる制作会社です。

 そのスタジオポノックが製作する『メアリと魔女の花』のスタンディーを観て、

「ジブリの新作のやつだよね」

  と、コメントしているお子さんを見かけたこともあります。

 「違うのに……違うのに・・・」と心の中でぶつぶつ言いつつも、こういった反応を見ると、“ジブリブランド”強い日本での興業においては、ジブリと勘違いされるのも悪いことじゃないのかもしれないなぁ……とぼんやり思いました。

 スタジオポノックなんて名前知らなくても映画の出来とは別の話なので、大きな問題ではないのですが、“ジブリの新作”と思わされていた方や、見た目が「スタジオジブリの作品に似すぎじゃないか」ってところが気になる方へ、なぜこのような事態が起こってしまったのかその真相を語っていきます。

【動画引用元】
「メアリと魔女の花」予告2
配信元:東宝MOVIEチャンネル

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スタジオジブリには長編制作部門がもうない!?

 まず、『メアリと魔女の花』のビジュアルがジブリ作品に酷似している点。それは認めざるを得ません。

 最近では宮崎駿監督新作長編をやろうとしているなんてニュースも出てきているので、本アニメ映画をジブリの新作と認識してしまっても仕方がないかもしれません。

 でも実は……スタジオジブリの長編制作部門はすでに解体されているのです!!

 だから、スタジオジブリで新作長編を作ろうとしても、また人員を集めるという段階から始めなくてはなりません。

 モチロン、「再び作ります」という話になれば、外から人を呼ぶことや、多方面から協力してもらうことも、スタジオジブリの今までの功績によって、それは可能でしょう。

 ですが、長編部門を解体したにもかかわらず、数年でまた長編を製作することは、スタジオポノックを立ち上げた西村プロデューサー米林監督に大変“不義理”であり、あまり良い印象を持てません。

 そもそも、スタジオポノックは、スタジオジブリの長編部門が解体されたことが要因で、設立された製作会社です。

 西村プロデューサー米林監督は、スタジオジブリの長編部門が解体された際の心境や、新作を作りたいという意欲のもと、スタジオポノックを立ち上げたエピソードについて、スタジオポノック オフィシャルブログで語っています。

 そこからは、『メアリと魔女の花』はモチロン、人を感動させる超大作をこれからも製作していきたいという熱意を強く感じました。

◆参照(諸事情により、詳細の掲載は致しかねますので、詳しいお話は以下よりご確認ください)

「メアリと魔女の花」の制作発表会見

スタジオジブリ作品に似すぎ問題

 このように、スタジオポノックが生まれた経緯を考えると、『メアリと魔女の花』ジブリっぽい……ジブリルックすぎることにも合点がいくのではないでしょうか。

 今回のスタッフの8割が、ジブリの正社員ジブリ作品に関わった人であることは前述の会見(上記URL参照)でも、すでに発表されています。

 かつてジブリ作品を作っていた人がスタジオポノック作品にそのままスライドしたわけですから、かつて作ってた人が同じならジブリルックになることは当たり前です。

 ここまで、スタジオポノックがジブリっぽいと語りましたが、実はこのジブリルックもスタジオジブリ作品以外でも見れたりします。

 例えば、昨年『君の名は。』が大ヒットした新海誠監督の過去作で『星を追う子ども』という作品。

星を追う子ども

画像引用元:劇場アニメーション『星を追う子ども』 [DVD]販売元:メディアファクトリー

 この作品では、より大衆性のある絵柄として、わざとジブリっぽい絵を選んで作られています。そう考えると、ジブリルックは、アニメ界に存在するひとつの画風と言えるのかもしれません。

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興行の行方に注目!?

 この「メアリと魔女の花」で気になるのは、興行の行方です。

 本アニメ映画が抱える問題は、スタジオジブリという冠がなくなったうえで、ほぼ同じ制作陣が作った作品はかつてと同じぐらいヒットするのか? ということ。

 興行収入100億の大台はそうそう簡単ではないものの、米林監督は過去作の『借りぐらしのアリエッティ』でそれに迫る90億円台『思い出のマーニー』でも30億円台スマッシュヒットを記録しています。

 それらと比較して、“スタジオジブリの名はなくなったものの、同じ人たちが作ったのが絵で分かる状態”の映画がどれくらいの数字になるのかは、非常に興味深い疑問です。

 『メアリと魔女の花』の公開は2017年7月8日。じわじわと暑い夏が迫ってきております。果たして本アニメ映画は、初夏に響く蝉の鳴き声の如く、絶賛の声を浴びることができるのでしょうか。

 本映画は、スタジオポノック初の長編作品であるため、猛暑にも負けず劣らず熱意がこもった映画であることは間違いありません!

 そう考えると、上映開始が待ち遠しく、それとともに本映画への期待が膨らみます。皆さんもぜひ、『メアリと魔女の花』がロードショーされたらぜひ、鑑賞してみてください。

Text/ネジムラ89 Edit/水野高輝)

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『メアリと魔女の花』公式サイト
(C)2017 「メアリと魔女の花」製作委員会 日テレ 阪急阪神東宝グループ

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