今年も残すところあと数日となり、日々お仕事に追われていた方々も、そろそろ仕事納めに入ったのではないでしょうか?

「年末年始はだらっと家で過ごしたい・・・」という方や、「溜まっていたアニメや漫画を消化したい!」と考えている方もいれば、「特に何も決めていない」という方もいらっしゃるかと思います。

そんな時間の余裕が生まれたオタクの渇きを癒すかのように、各動画サイトやインターネットテレビはアニメの映画放映や一挙放送を数多く放送してくれるので、とてもありがたいお話ですよね。

日頃より新作アニメや昔懐かしいアニメだけでなく、定期的に数多くのアニメの一挙放送をしてくれるインターネットテレビ“AbemaTV”でも、年末カウントダウンから元旦をまたぐように様々な番組の放送を予定しているようです。

『朝青龍に勝ったら1000万円』という企画や、『ももクロカウントダウンライブ』などのおなじみのものであったり、『銀魂 12時間人気長篇一挙放送』や、『こち亀 大晦日年越しスペシャル』、『はっぴぃにゅうにゃあ新年 OP耐久勝負』などのアニメ作品も……。

あれ、この『はっぴぃにゅうにゃあ新年 OP耐久勝負』とはいったい……!?

元旦から50分間『はっぴぃにゅうにゃあ』を108ループするだけの放送

元旦一発目からわけのわからない放送があるということで、Twitterなどで話題となっております。

この『はっぴぃにゅうにゃあ』とは、2010年4月にTOKYO MXなどの独立放送局を中心に放送された、松智洋氏原作のライトノベル『迷い猫オーバーラン!』のオープニング曲。

はっぴぃ にゅう にゃあ イチャラブ Come Home!
画像引用元:はっぴぃ にゅう にゃあ/イチャラブ Come Home! 芹沢文乃(伊藤かな恵)&梅ノ森千世(井口裕香)&霧谷希(竹達彩奈)  販売元:ジェネオン・ユニバーサル

 主演キャラの3人(声優はそれぞれ伊藤かな恵、井口裕香、竹達彩奈)が歌を担当し、そのハイテンポなリズムと中毒性のある歌詞が一時期人気を博しました。

それぞれ歌い方はアニメのキャラと同じ声で歌っているだけなのですが、なぜかネットでは、「調子に乗っちゃダメーwwww」、「んでんでんでwww」*1 といったように、草を生やして書き込む人が多く存在しています(ニコニコ大百科の掲示板を1から覗いてみるとわかりやすいです)。

*1本曲の歌詞の一部です。

恐らくですが、この楽曲が元旦……しかも0時から放送されるのは、曲名の響きが「Happy New Year(ハッピーニューイヤー)」と似ているからなのだと思います。

そこまではまぁいいのですが、あろうことか担当者はその曲を「『にゃあ』108回分まで繰り返し放映する」と言うのですからまた驚き!!

なぜ50分放送?

除夜の鐘の代わりに『にゃあ』を108回分聞いても煩悩は無くならないし、むしろ頭の中が猫だらけになりそうで怖いです。

というか、そもそも除夜の鐘自体、年明け直前までに行う儀礼ですので、年末に振り払った煩悩を全力で取り返しに来ているようにしか思えません(笑)。

なお楽曲の歌詞に『にゃあ』が含まれるのは7回(『にゃお』などを含めて9回)であり、1曲の長さが約4分相当になるので、

108(煩悩)÷『にゃあ』9回=12曲

12曲×4分(曲の長さ)=48分

という計算式となり、約50分の放映時間が設けられたのだと思われます。

勝負を受けるか受けないかはあなた次第

番組紹介文にも

“煩悩の数だけ耐久放送♪OPが終わるまで、第1話を見られません!”

と強気の態度。

これを見なくして『迷い猫オーバーラン!』の第1話を視聴することは許されないそうです。

別チャンネルでチャレンジャーが元横綱の朝青龍と真剣勝負を行う裏で、こちらはAbemaTVそのものと戦わなければならないようです。

「エンドレスエイトに比べれば短いから平気っしょ」

などと考えてはいけません!

挑まれる方は、ふるって2018年1月1日にパソコン、スマートフォンなどの前に待機いたしましょう。

なお同日午前1時からは、同チャンネルにて『茅原実里 10周年記念ライブ「TERMINATED」』が放送予定だそうですので、にゃあまみれになった方はライブ映像で癒されるのもいいかもしれないですね!

(Edit&Text/頭皮ぱっしょん


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