9月9⽇(⾦)に全国公開される劇場版アニメ『夏へのトンネル、さよならの出⼝』の主題歌・挿⼊歌をシンガーソングライター・eill (エイル)さんが担当することが決定した。

 本作は、優しさと切なさに満ちたひと夏の⻘春を繊細な筆致で描き、第 13 回⼩学館ライトノベル⼤賞のガガガ賞と審査員特別賞の W 受賞を果たした⼋⽬迷『夏へのトンネル、さよならの出⼝』(⼩学館「ガガガ⽂庫」刊)の映像化作品。

 『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』(2020年)などを⼿掛けた⽥⼝智久氏が監督を務め、制作を『映画⼤好きポンポさん』(2021)などを⼿がける新進気鋭の制作会社CLAPが担当。

 主⼈公・塔野カオルを鈴⿅央⼠さん、転校⽣・花城あんずを飯豊まりえさんがフレッシュに演じ、夏の終わりにふさわしい、エモーショナルで⼼に響く少年少⼥の成⻑物語。

 主題歌・挿⼊歌を歌唱する eillさんは、⼤⼈気 TV アニメ『東京リベンジャーズ』のエンディング主題歌「ここで息をして」でメジャーデビューを飾り、続けてフジテレビ系⽉9ドラマ『ナイト・ドクター』、映画『先⽣、私の隣に座っていただけませんか?』、アクエリアス TV-CMといった話題作に⽴て続けに楽曲が採⽤されるなど快進撃を続けている。

 本作のために書き下ろした主題歌「フィナーレ。」は劇場アニメの主題歌としては初の提供作品となっており、ひと夏の美しいストーリーと幻想的な映像に寄り添った楽曲となっている。これまで聴く⼈をポジティブで⿎舞させてくれるメッセージソングを数多く発表し続けてきた彼⼥が、満を持して書き下ろした壮⼤な愛を感じられる映画主題歌とのことで、期待が⾼まる。

 そして劇中の印象的なシーンで使⽤されている挿⼊歌「プレロマンス」は、疾⾛感がありどこか懐かしくて儚い恋の始まりを感じさせる楽曲で、そのシーンも⾒どころとなっている。

 本編ではさらに、2020 年に発表し話題となった珠⽟のバラード「⽚っぽ」がアコースティックバージョンで流れるなど、まさに eillさんの楽曲が本編を彩っている。

 今回の発表に合わせて eillさんのほか、原作者・⼋⽬迷氏、⽥⼝智久監督からコメントが届いているので下記からチェックしてほしい。

◆eill コメント&プロフィール

▼eill コメント

「夏へのトンネル、さよならの出⼝」の楽曲を担当させて頂きます。シンガーソングライターの eill です。
今回、オファーを頂いてから何度も原作を読み返して、主⼈公のふたりの⼼の中を覗きながら、⽇々を⼀緒に過ごして曲を作りました。

同じ時間を過ごすと、似てきたり、お互いのことがわかってくるように、ふたりの共同戦線は、どんどん深く、明確な絆に変わっていく。
そんな真っ直ぐなふたりが私はとても好きで、⾊褪せない愛を歌った主題歌を「フィナーレ。」と名付けました。

そして、なにか物語がはじまる前のトキメキを描いた挿⼊歌を「プレロマンス」と名付けました。
さらに過去曲の「⽚っぽ」も劇中歌として選んで頂けて、、本当に光栄です、、、。

楽曲では、海の⾳や原作に纏わる効果⾳、⾳楽で作れるワクワクを沢⼭!詰め込んだので、ぜひ楽しみにして頂けると嬉しいです!
私も、劇場で観れるのが待ち遠しいです。

▼eill プロフィール

ブラックミュージックを下地にした⾳楽性と、⽢さ/切なさ/艶感/⼒強さが共存した歌声で魅了するシンガーソングライター。15歳から歌い始め、同時に PC で作曲も開始。2021年4⽉に TV アニメ『東京リベンジャーズ』の ED 主題歌に起⽤されたメジャーデビューシングル「ここで息をして」をリリース。その後のリリース作品でも⽉9ドラマ・映画・Abema ドラマ・TVCM と多くのタイアップを獲得し、2022年2⽉ には、メジャー 1st ALBUM となる「PALETTE」をリリース。タイトル楽曲「palette」は「アクエリアス」のTVCM ソングに起⽤された。6⽉には6thシングル「HAPPY BIRTHDAY 2 ME」を配信リリースし、9月からは全国9箇所を周るライブハウスツアーの開催が決定している。

◆監督・原作者コメント

▼⽥⼝智久(監督) コメント

「⽚っぽ」はまるでこの作品のためにあるような曲だと思いました。とても美しく儚い、誰も誰かを求めているというあまりに普遍的であり、個⼈的でもあるこの曲はまさに「夏へのトンネル、さよならの出⼝」であったように感じました。

「プレロマンス」は華やかにこの作品の⾊を強く引き⽴ててくれています。映画の彩度が、⾳楽によって⼀段も⼆段も引き上げられたように思います。⻘春の確かな輝きが⾳楽の⼒によってその輪郭を鮮明に浮かび上げてくれました。

主題歌としてある「フィナーレ。」は作品テーマのアンサーにもなっている曲だと感じています。きっと映画を⾒ていただければその意味が分かるかと思います。

▼⼋⽬迷(原作) コメント

初めて「フィナーレ。」を聴いたとき、なんてまっすぐなラブソングだろうと思いました。何かと不器⽤な主⼈公ふたりの、本当に望んでいたものが、この曲に秘められているんじゃないかな。そう思わせてくれる曲です。

そして挿⼊歌である「プレロマンス」も、夏の到来と淡いボーイミーツガールを感じさせてくれました。誰だって⼀度は、この曲に込められたドキドキを求めていたはず。夏の⻘空のような曇りのないロマンスを、ぜひ劇場で味わってください。

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