<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作マンガ『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください>
前回の1025話「最悪の世代全!?四皇の大技!」が魅せるアニメーション盛りだくさんとなったTVアニメーション『ONE PIECE(ワンピース)』。これからさらに盛り上がりそうな展開のこのタイミングでこんなにすごいシーン盛りだくさんで大丈夫なのか!? と最悪の世代の安否に加えて、制作陣の心配までしてしまうほどの仕上がりでした。
そんな回から続く7月24日放送の1026話「超新星反撃!四皇分解作戦」。サブタイトルに沿うかのように、こちらの心配を物ともしない、また違ったサプライズを用意してくれていました。
◆1026話は“反撃”の回!前半と後半で描く二つのリベンジ!
1026話は一言で言えば、タイトルにもなっている反撃がキーワードとなる回でした。
前半は前回で生存が明らかになった黒炭オロチが早くも、戦線復帰した赤鞘の侍たちと対面。早くも直接対決が実現しました。偽おでんの登場から間もないということで、観ているこちらとしては黒炭家への怒りが湧き上がってきた矢先です。ぜひともここで、侍たちの手でリベンジを果たしてほしいところなわけですが、しっかりこれまでのフラストレーションを吹き飛ばすが如く、たちまちに龍へと姿を変えたオロチの首をはねてくれました。
オロチ自身はそれほど強そうではなかったとはいえ、直接対決となるとここまで力量に差があるとは、改めて驚かされます。
注目して欲しいのは、オロチが視線に対して怯えている様子。もともとオロチが光月家を乗っ取ったことも、黒炭家が迫害を受けていたことに起因していただけに、周囲の視線に敏感であったことが分かります。
ただ、再びオロチを倒すことができたとはいえ、しっかりトドメを刺していない様子や、フクロクジュが生存していることからもまだ安心できないところ。燃え盛る炎の中で、雷ぞうとフクロクジュによる忍者対決という対戦カードが決まりました。
一方、前半がワノ国の面々の反撃を描いていたとしたら、後半は海賊たちの反撃のパートです。前回ではカイドウとビッグ・マムによる“覇海”が炸裂し、最悪の世代を圧倒しましたが、今回のタイトルにもなっている通り最悪の世代の面々がリベンジを果たす様子が描かれていくことになります。