<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>

 映画総集編回や四皇と最悪の世代の対決などに注力していたTVアニメ『ONE PIECE(ワンピース)』。

 そんな期間が続いたこともあってか、今週の放送回である1032話「ワノ国の夜明け 全面対決激化!」では、他キャラクターがどんな行動をしているかというのを、改めて追っていく、そんな回となっていました。

◆状況整理の回?久しぶりの登場キャラも

 今週は久しぶりに登場となるキャラクターが多数の回となりました。先週に引き続き、ルフィとカイドウの対決や、ウソップやナミとビッグ・マムの対面はもちろんのこと、追われる身であるヤマトやモモノ助、さらに散開していく赤鞘の侍たち、ダンスフロアで戦うチョッパーや、瀕死のゾロやそれを担ぐ事になるサンジまでが描かれています。

 別の場所に居た者が、今回のエピソードで別の戦地に向かったり、合流したりと、装いとしては第2ラウンドの開幕。まだまだ状況は荒れそうです。

 中でもダンスフロアのチョッパーのところには、ペロスペローが参戦して更なるピンチを迎えているだけあって、そんなペロスペローの存在を知ったネコマムシの到着を一刻も早く期待したいところです。

 ゾロも包帯でぐるぐる巻きにされており、痛々しい状態。戦況の盛り上がりの一方で、やはりまだ百獣海賊団が優勢と感じられます。

 また、そんな中でもフランキーやジンベエ、ロビンとブルックの戦況も久しく描かれていません。あらためて麦わらの一味が大所帯となったことと、勝負はまだこれからなのだと痛感します。

◆メインは後半?三つ巴展開へ!

 そんな中、もっとも大きく事態が動いているのが、ビッグ・マム周辺。回想シーンや会話シーンなどが中心だった前半に対して、今回の見どころはやはり後半にあると言っても過言ではないように、戦況が変化しています。

 前回はお玉の存在もあり、ページワンを敵であるビッグ・マムに討ち取ってもらうという裏ワザとでもいうような方法で倒すことに成功したわけですが、それを目撃した姉のうるティは激怒。ビッグ・マムに敵意を剥き出しにします。

ここで抜け目ないのが、一味の中でも比較的弱気なウソップとナミのコンビ。あわよくばと、ビッグ・マムやうるティを味方につけようとするのですが、さすがにそう簡単にはいかず、やはり二人ともしっかり敵であることを認識しており、まさかの三つ巴の状態となりました。

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