◆ゾロに「危険な薬」が投入！クイーンに苦戦するサンジは？
舞台は変わって、場内のライブフロア。こちらではチョッパーから引き継ぐ形で、サンジがサイボーグの技を披露するクイーンと戦いを繰り広げます。
お互いに攻撃をぶつけ合い、一見互角には見えるのですが、やはりサイボーグならではの攻撃、レーザーは規格外。サンジはそれを避けざるを得ず、苦戦が予想されます。
とはいえ、その技を見ながらフランキーを思い出すサンジの姿にはまだ余裕が見えるだけに、クイーン相手にもサンジならなんとかしてくれそうな期待が持てますよね。そして、そんなフランキーを連想させるセリフは、まさに今回のエピソードの後半でのフランキーの活躍を暗示させます。
ちなみにここでは、重症のゾロに対してゾウに伝わる危険な薬を注射するシーンが登場。あまりにも太すぎる注射と血管が見えないのにそれを思い切って刺してしまうミヤギに対して流石に焦るゾロのシーンも登場。
投薬を自信満々に受け入れたゾロですがさすがに、この事態には戸惑いを抱くよう。これだけ元気なツッコミができるのであれば、ゾロもまだまだ頑張ってくれそうです。
ヤマトのシーンでもTVアニメ独自の演出が注目のポイントでしたが、実は今回のライブフロアでの戦いも、原作漫画ではわずか1ページに収まっていた出来事です。
テンポや演出を加えて、より印象的なパートとして再現しています。ミヤギの顔が徐々に不気味になっていくところなんてのは面白いアレンジになっていますよね。
アニメ映画ライター。『FILMAGA』、『めるも』、『リアルサウンド映画部』、『映画ひとっとび』、『ムービーナーズ』など現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。映画『ミューン 月の守護者の伝説』や映画『ユニコーン・ウォーズ』のパンフレットにライナーノーツを寄稿するなどその活動は多岐にわたる。noteでは『アニメ映画ラブレターマガジン』を配信中。
