<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>

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 “ロビン回”とでもいうような前回に変わって、今週はサブタイトルにもあるようにブルック回! 第1043話「悪夢を斬る ブルックの氷の抜刀!」では、ブルックの懐かしいエピソードも掘り下げたり、ブルックのかっこいいシーンも登場する回となっていました。

 そして、エピソード後半では、ルフィのもとに久しぶりに“アイツ”が現れるのでした。

◆TVアニメオリジナル演出!ブルックの過去!

 前回、第1042話ではブラック・マリアたちによる幻霧によって、ロビンとかつて縁のあったクローバー博士やサウロ、そして母であるオルビアが再登場しました。

 ロビンはその罠を見破っており効いていなかったようですが、なんとその幻術はブルックにもかけられていたことが判明。回想という形で、ブルックにかけられた幻の様子が描かれました。

 

 かつてブルックが所属していたルンバー海賊団、そしてその船長であるヨーキ、さらにはまだ幼かったラブーンといった面々が現れます。まんまとそれに乗せられたかと思われたブルックですが、その隙を突いて襲いかかる偽物のヨーキたちの攻撃をブルックは軽々と回避します。実はブルックも早々にロビンと同じく、幻であることを見抜いていたのでした。

 ちなみにここまでブルックの幻の様子が克明に描かれるのはTVアニメ独自のオリジナル演出となっており、まさかここまで具体的に描かれるのは、原作を読んでいる人ほど、驚かされるポイントでした。

 二人に幻が効かないのは都合が良すぎない?という人も居るかもしれないですが、逆にこれだけ具体的に幻が描かれているからこそ。

 長い間、孤独を味わってきた二人だから、そう簡単に幻の罠にはハマらないことが分かります。具体的なブルックの過去を知らない人は、第378話「遠い日の約束 海賊の唄と小さなクジラ」以降のエピソードでその内容が描かれているので、観るのがおすすめ。ブルックがどれだけ過酷な過去を経ているのかがわかります。

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