<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>

 カイドウの前に再び現れたルフィとモモの助! 泣き虫だったモモの助の反撃についにカイドウが悲鳴をあげる──!?

 成長して大人になったモモの助も、まだ精神的には子供のまま。しかし、そんなモモの助をルフィが鼓舞することで、ついにカイドウに気持ちの良い一撃を喰らわせてくれます。カイドウへのリベンジに挑む、第1050話「双龍相搏つ!モモの助の覚悟!」は、そんなモモの助の成長を、TVアニメ独自のアレンジを加えながら描く熱い回となっていました。

◆ついに対面する二匹の龍!因縁の再対決!

 長きに渡って一人カイドウを食い止めていたヤマトに、ついにルフィとモモの助が合流します。誰もヤマトの健闘を知らない状況でしたが、ルフィがしっかりそのお礼を述べてくれているところにホッコリします。

 そんな安堵のシーンも束の間、はるか遠くに吹き飛ばされたカイドウが再び龍の姿になってルフィたちの前に現れます。かなりのダメージを負っていてもおかしくない勢いで飛んでいったのですが、平然と再び現れるところがさすがの四皇です。

 そんなカイドウの興味は、ルフィから自分と同じ巨大な龍の姿を持った桃色の龍に移ります。まだその正体がモモの助だとわかっていないカイドウは「どこの誰だ」と凄んで問いかけるわけですが、ここでモモの助は思わず尻込んでしまいます。

 しかし、モモの助はここでカイドウに散々自身や父親のおでんを侮辱されたことを思い出しついに名乗ります。

 「拙者の名は光月モモの助! ワノ国の将軍になる男でござる! 」

 この口上が、ルフィが海賊王を名乗る様子を思わせるところが、ルフィとモモの助の師弟感を感じさせるところです。

◆ルフィとモモの助が復活する一方で新たな窮地が発生?

 一転して、鬼ヶ島の頂上以外の様子が描かれます。

 まずは、鬼ヶ島が迫る都の様子。鬼ヶ島がすぐ近くまで迫ってきていることも知らずお祭りで盛り上がっています。その中には天狗山飛徹とおトコの姿があり、天狗山は制止を振り切って鬼ヶ島に向かったお玉を思い返している様子が描かれます。

 結果的にお玉の参戦がなければ、勢力差で負けかねなかったことを思うとこの時のお玉の判断がなければ、いまのような拮抗する状況は迎えられなかったことでしょう。

 そして、屋上の話題どころじゃない事態を迎えてしまうのがゾウの王であるネコマムシとイヌアラシの二人。満月によってスーロン化を果たしていた二人でしたが、運悪く月に雲がかかってしまい変身が解けてしまいます。

 優勢な状況から一転して、両者はジャックとペロスペローに追い詰められ万事休す。残る敵も限られてきましたが、ここに来て新たな窮地が生まれてしまいました

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